車検1日目 いよいよルマンが始まった!

2000.06.14 自動車ニュース
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車検1日目 いよいよルマンが始まった!(6/14)

6月17〜18日の本戦に向けていよいよルマンが動き出した。まずは車検1日目の風景から、現地に飛んだ武田リポーターと須藤カメラマンがホットな話題をお送りする。

いよいよ2000年ルマン24時間のレースウィークが始まった。12日の月曜日は車検の1日目。例年と同じようにルマン市中央のジャコバン広場で車検は行なわれた。今年は祭日とあって例年以上にたくさんの観衆が集まり、まさに広場は人、人、人で埋まった。好天にも恵まれ、夏のような強い陽射しのなか、午後3時から車検は開始。1台ずつ車検を受けて行く。

今日、車検場に現われた主要チームはアメリカ生まれのマシンたち。最初はまずキャディラック。アメリカ本家チームの鮮やかなゴールドに塗られた2台と、フランスDAMSチームのブラックの2台の合計4台だ。さらに、LM-GTSクラスで優勝候補と前評判の高いクライスラー・ヴァイパー。オレカ・チームは3台がやってきて、真っ赤なカラーリングでひときわ人目をひいた。

3つめのアメリカ製マシンは、ペイノズの赤く塗られたワークスマシン。オープンプロトタイプながら、フロントエンジンで長いノーズが特徴的なマシーンで、現地では「バットモビル」などと呼ばれ、会場でも人気を集めていた。

このペイノズは日本のTV朝日チームから日本人ドライバーで出場する。今日車検を受けた本家アメリカのペイノズ・ワークスチームにも、1人の日本人ドライバー、加藤寛規選手がいる。会場につくられたステージでは各チームのドライバーが招かれ、インタビューされていたが、加藤選手はマリオ・アンドレッティ、デイヴィド・ブラバム、ヤン・マグヌッセンら、名のあるチームメイトとともに舞台にあがり、日本人なのにどうしてアメリカチームで走るのかなどと、質問を受けていた。

今日はアメリカン・マシンのオンパレードだったが、これらの車が、優勝候補筆頭のアウディにどこまで迫れるかが、今回のルマンの焦点といってもよい。現地の雑誌でもアウディに対抗するのは誰かが興味のポイント。明日はアウディがいよいよ登場。日本のTV朝日チームも明日の車検を受ける。

リポート=武田 隆
写真=須藤章一

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