三菱、次世代安全車3モデルを発表

2000.06.21 自動車ニュース
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三菱、次世代安全車3モデルを発表(6/21)

三菱自動車工業は19日、21世紀の実用化安全技術を盛りこんだ「三菱ASV-2」の3モデルを開発したと発表した。

これらは、運輸省が進める「第二期先進安全自動車(ASV)プロジェクト」に沿って、将来的に実用を目指している技術を集約した車両である。今回開発したのは、「ITS-ASV」「ハイモビリティASV」「スマートクルーズ21対応ASV」の3車種。三菱自動車ではこれらの車両を使って、11月に運輸省と建設省が実施する公開デモンストレーション「スマートクルーズ21-DEMO 2000」に参加する。

「ITS-ASV」のベース車は、「シャリオグランディス」。車両に搭載したさまざまなセンサーと情報通信システムにより道路状況を認識し、ドライバーに対して音声や表示で情報を提供する。危険な状態になると、ドライバーの回避動作を補助するシステムを搭載している。

「後側方警報」は、予防安全技術のひとつとして開発されたものである。ドアミラーに内蔵した電波レーダーとリアウィンドに装備したカメラによって、隣のレーンの車両を検出し、レーンチェンジの際に音と表示で警報するシステムとなっている。

「ハイモビリティASV」は、「ギャラン」をベースに開発。高齢者や身体障害者にも操作しやすい構造を目指している。具体的には、楕円形の小舵角ステアリングなど操作系の工夫がされているという。

「スマートクルーズ21対応ASV」のベース車は、「ディアマンテ」。「ITS-ASV」の技術のうち、道路インフラからの情報を利用して、衝突防止や車線逸脱防止などを支援する機能を抜き出している。

同社は、これらの先進安全技術の実用化を目指し、開発を進めていくとしている。

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