「軽」エンジンのフォーミュラカーが誕生

2000.07.19 自動車ニュース
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「軽」エンジンのフォーミュラカーが誕生(7/19)

自動車レースの企画や運営を行う日本モーターレーシングセンターは、17日、スズキの軽自動車のエンジンを搭載したフォーミュラカーが参戦する「フォーミュラ・スズキ」を、来年4月から開催すると発表した。

「フォーミュラ・スズキ」は、モータースポーツを手軽に楽しむことを目的に設立されたレースシリーズ。車両の総額を200万円以下に抑え、サラリーマンなど個人でも積極的にレース参加できるような工夫がこらされている。サーキットでのレースだけでなく、各種イベントなどにも出向き、モータースポーツのすそ野を広げる。

マシンのエンジンには、スズキの提供する660cc直3DOHCエンジン「K6A」を採用。横浜ゴムがタイヤ、エンケイがホイール、テネコオートモティブがショックアブソーバーを提供する。ボディはレーシングガレージエノモトが手がけるスペースフレーム。フレーム全長は2860mm、全高は1045mmで、カートを除けば世界最小のクラスとなる。

同シリーズ開催する最大のねらいは、モータースポーツ離れをくい止めることにある。日本自動車連盟(JAF)によると、国内の公認競技会は1994年の1382開催をピークに減少を続けており、昨年は1984年以来15年ぶりに開催数が1000を切った。

こうした実情とともに、来年から公認競技への参加要件であったライセンス取得の年齢下限が18歳から16歳へと引き下げられる見通しであり、この追い風に乗りたいとする意向もあるようだ。

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