ハッキネン優勝確定、ただしチームは減点

2000.07.27 自動車ニュース
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ハッキネン優勝確定、ただしチームは減点(7/27)

今月16日に行われたF1第10戦オーストリアGPで優勝したミカ・ハッキネン(マクラーレンメルセデス)のマシンに違反が見つかった件で、FIA(国際自動車連盟)の裁定が下った。

事の発端は、レース後の車検で、ハッキネンのマシンに取り付けられているコンピュータボックスのシール(封印)のうち、規定の1つが付いていないのが発覚したことに始まる。このシールは、コンピュータ回路の違反を防ぐもので、2ヶ所に取り付けが義務付けられている。

25日に発表された裁定によると、ハッキネンは優勝確定で、ドライバーズポイント10点を獲得。ただしマクラーレンチームは、ハッキネンの10点をコンストラクターズポイントから失う。加えて同チームには、5万米ドルの罰金も命じられている。

FIAの技術委員ジョー・バウアーは、「詳しい調査の結果、コンピュータボックスに不当な変更は認められなかった」とコメント。「しかし、シールの紛失はそれ自体違反になる」と、コンストラクターズポイント剥奪と罰金を科した理由を説明し、非はチームにあるとした。

なお、同GP2位に入賞し6点を獲得したデビッド・クルタードには何も影響はない。ドライバーズランキングも同様に変化はなく、56点獲得している首位ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)をクルタードが6点差、ハッキネンが8点差で追っている。

いっぽうコンストラクターズランキングでは、10点を失ったマクラーレンが88点で2位に転落、フェラーリが92点でトップ返り咲きとなっている。

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