MDとCD両対応、三菱1DINカーオーディオ

2000.08.15 自動車ニュース
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MDとCD両対応、三菱1DINカーオーディオ(8/15)

三菱電機から「MD/CDターンテーブル切替機構」搭載のカーオーディオが登場した。

新発想のカーオーディオ「MC-H700」の謳い文句は「1DINサイズでMDもCDも、FM/AMも楽しめる、MD/CDコンパチブルメカニズム搭載」。

つまり、1DINのコンパクトサイズに、CDとMDの両方の機能を収めたというわけである。通常、1DINサイズの中では、CDならCD、MDならMDと、ひとつのドライブユニットしか内蔵できない。したがってふたつ以上の機能を持たせようとすると、どうしても2DIN以上になってしまうのだ。

では、三菱はこの困難な状況をどう解決したのだろうか。

ポイントは、CDもMDも機構が非常に似ており、両者ともターンテーブル上で回転するという点に目をつけた。つまり、同芯円上のスピンドルモーター、ターンテーブルを共有できればメカはひとつで済むわけである。ピックアップレンズも、同様だ。

そこで、三菱はCD再生時には、CD用ターンテーブルをMD用のターンテーブルの上に載せて回転させ、MD再生時には、CD用のターンテーブルを装置奥下の方向に待避させることによってこの問題を解決したのだ。

結果的には、装置自体もコンパクトに収まり、本体の奥行きは156mmに収めることに成功している。サイズのコンパクト化は取り付け車両を選ばなくなるので、多くのユーザーが使用できることを意味する。

「MC-H700」は何といっても、このコンパチブルメカニズムが特徴的だが、基本性能はどうだろう。

高級機並みのアルミ製フロントパネルの採用、使いやすさを考えたというキー配列などが目を引く。アナログ的な直感的操作を狙ったロータリー式ボリュームも使いやすさを狙ったものだ。

カーオーディオで懸念される音飛び対策は、CDで10秒、MDで50秒のデータキープで対応。8cmシングルCDもアダプターなしで再生可能だ。

価格は5万2500円(税別)。音質は聴いてみないと何ともいえないが、これだけの機能からすればかなりお買い得といえるだろう。ちなみに、CDとMDはその構造上同時挿入はできないのでご注意を。

問い合わせは、三菱インフォメーションセンター(0120-182710)まで。(web CG 佐藤)

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