NECARよりはやい、電気で走るAクラス

2000.09.05 自動車ニュース
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NECARよりはやい、電気で走るAクラス(9/5)

9月3日、日曜日。茨城県つくば市の(財)日本自動車研究所にて第6回日本EVフェスティバルが開催された。

気温はグングン上がってついには35度C、絶好の「電池日和」となった。このイベントを主催する日本EVクラブの代表、舘内端さんによれば、「40度Cを超すとさすがにツライけど、このくらいの気温がバッテリーには具合がいい」とのことだ。

「1年で1万2000kmをガソリン車で走るということは、つまり5.5トン(!)のCO2を発生しているということなんです」という、舘内さんの開会の辞でスタートした。

520人の参加者のなかで、ごくフツーのクルマ好きっぽい人にインタビューしてみた。EVカートに出場するために、早朝4時に甲府を出発したのは、有賀さん親子。読売新聞の記事でEVカートに興味を持った有賀さんは、日本EVクラブから紹介を受け、米国メーカーから20万円のモーターを購入した。そして16万円の中古のカートを見つけ、ごじぶんでEVカートを組み立てたという。

「ガソリンエンジンのカートもすこしやってたんですけど、音や振動がないのがいいですね。それから、ガソリン代もかからない。ま、充電は必要ですけど」というのが、今回がEVカート4戦目となる有賀さんの感想だ。有賀さんの手作りEVは、見事! ERK-1クラスで2位に輝いた。

EVカート以外では、31台のコンバートEV(市販エンジン車を電気モーター車に改造したもの)によるディスタンスレースが行われた。これは1時間で走る距離を競う競技だが、大学の研究所などの参加が目立った。優勝したのは1周5.5kmのコースを15周した早稲田大学永田研究所のホンダCR-X。平均速度82.5km/hというのは、立派な成績だ。

なお、ディスタンスレースに出走したEVのメルセデスAクラスは、イベント終了後、「全国充電の旅」に出た。これは、各地のご家庭でコンセントを借りて充電しながら日本を縦断しようという試みだ。NECARより先に登場した電気Aクラスに興味のあるかたは、日本EVクラブのホームページ(http://www.jevc.gr.jp/)を参照してください。
(NAVI編集部 佐藤健)

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