森慶太が行くパリサロン(その1)

2000.10.02 自動車ニュース
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森慶太が行くパリサロン(その1)(10/2)

●カタチも狭さも忠実に再現
「モーターショーの歩き方」古典的文脈から見れば、今回のスター・オブ・ザ・ショーはこれでしょう。ミニ。3年前のジュネーブショーで見たか写真だけ配られたかしたのと同じ姿。ミニだと思って眺めると一回り半ほどうすらデカい。しかし、カタチそのものは、旧型との相似度高し。
極端に切り詰められた前後オーバーハング、立ったAおよびCピラー、それと低く長く平らなルーフが、ニューミニのポイント。かなり頑張って似せてある。
オリジナル・ミニ独特の狭い居心地も、そのためかなり忠実に再現されている。
センターメーターを今風に解釈したダッシュボード造形の魅力はなかなか。ハラの下をのぞいてもみたが、ローバー200とはたしかにこりゃ別モノ。リアサスの形式がぜんぜん違った。

●スペシャルビートル、750万円也
ミニに対抗してVWはビートルの激しいヤツを一発。RSI。3.2リッターのVR6を積んで、しかもヨンク。タイヤのサイズはなんと235/40R18。
見てのとおりのキツいシャコタン。ノーマル比で着座位置もベタベタに低い。しかもフロントのシートはレザー張りのフルバケット。リクライン機構なし。後席アクセス用にバコッともちあげられるのがかえって可笑しい。
ピラーの内側および天井は総アルカンタラ。もともとオーディオのヘッドユニットがあった場所に3連メーターをブチこんであるため音響系はコントロール部のみを天井に移設。本体は後のトランク内に引越した模様。
普通のビートルの安いヤツが11万フラン弱(約165万円)で買えるのに、これはナンと約50万フラン(約750万円!)とかしていた。
VWの日本法人は、RSIの輸入を50台限定で検討中らしい。しかし、値段が800万円級しまうのがアレらしい。そりゃ、なるでしょう。
ちなみに、写真のクルマは、外装が「ブルー・ゴルディーニ・メタリック」、内装が「オレンジ・トロピック」。エンスーですね。

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