JGTC第6戦、スカイラインが優勝

2000.10.06 自動車ニュース
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JGTC第6戦、スカイラインが優勝(10/6)

全日本GT選手権第6戦「CP MINE GT RACE」が、10月1日、山口県のセントラルパークMINEサーキット(3.33084km)で開催された。76周の決勝レースを制したのは、5番グリッドからスタートしたNO.12カルソニックスカイライン(星野/本山組)。2位にNO.18 TAKATA 童夢NSX(脇阪/金石組)、3位にNO.1ロックタイトゼクセルGTR(E.コマス/影山正美組)が入った。

金曜、土曜と雨が続き、ウエットコンディションで予選を終えた各チームだったが、決勝日は夏が戻ったような快晴。午後1時半時点で気温31度、路面温度41度まで上がり、タイヤに厳しいレースが予想された。

14時。1周のフォーメーションラップを終えた後、レースはスタートした。予選2番手のNO.64 Mobil 1 NSX(D.シュワガー/伊藤組)が1コーナーを抑えトップに立ったが、その直後、真後ろにつけていたNO.18 TAKATA童夢NSXと接触。NO.64はスピン、NO.2カストロールニスモGTR、NO.8 ARTA NSX、NO.30綜警McLaren GTR、NO.36カストロールトムススープラらが巻き込まれて、合計6台が0周リタイアに終わった。この事故によりセーフティーカーが導入され、事故処理が終わるまでの8周を先導した。

この間の順位は、トップにNO.18 TAKATA童夢NSX、以下、NO.16 Castrol無限NSX、NO.12カルソニックスカイライン、No.1ロックタイトゼクセルGTR、NO.35マツモトキヨシ・トムススープラ、NO.38FK/マッシモセルモ・スープラと続いた。

再スタート。「狙っていた」と語ったのは、NO.12カルソニックスカイラインにのるベテラン、星野一義。1コーナーで、NO.16 Castrol無限NSXをアウトから抜きさり、2位に浮上した。

トップを走るNO.18 TAKATA童夢NSXと、NO.12カルソニックスカイライン以外は、柔らかめのタイヤを選択。各車タイヤ交換のタイミングに注目が集まった。

38周目、NO.18 TAKATA童夢NSXがピットイン。ドライバー交代、給油、タイヤ交換を22秒台でこなし素早くピットアウト。その1周後にNO.12カルソニックスカイラインがピットインし、これまたはやい21秒台で作業を終えて、NO.1 ロックタイトゼクセルGTRの直前2位でコースに戻った。NO.12は、まだあたたまっていないタイヤで必死に順位をキープしつつ、首位のNO.18 TAKATA童夢NSXを追撃し始めた。

レースは、NO.18 TAKATA童夢NSXとNO.12カルソニックスカイラインの一騎打ちとなった。クライマックスは48周目。星野からステアリングを託された2位のNO.12カルソニックスカイライン、本山哲は、第1ヘアピンでNO.18 NSXを見事パス!その後は1、2秒の僅差のまま、今季初の優勝を飾った。

マシンを降りた本山は、師匠、星野と抱き合いながら勝利の喜びを全身で表していた。「ドライビングについては、もう何も言うことがないよ、すごいドライバーだよ」。星野は、愛弟子の本山をこう褒めたたえた。

今シーズンは残すところあと1戦。シリーズランキングは、NO.1ロックタイトゼクセルGTRのE.コマス/影山正美が60点でトップ。このレース4位に入ったNO.16 Castrol無限NSXの道上龍が、僅か1点差で迫っている。

GT300クラスは、NO.26シェルタイサンアドバンGT3R(松田/福山)が優勝。2位にNO.910ナインテンウェディングアドバンポルシェ(余郷/和田)、3位にNO.28 RDタイサンBP GT3R(須賀/柴原)が入った。

(リポート=小林晴彦/写真=須藤章一)

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