日産「X-TRAIL(エクストレイル)」デビュー!

2000.10.20 自動車ニュース
 
 
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日産「X-TRAIL(エクストレイル)」デビュー!(10/20)

10月19日、かつてのMZA有明(ディスコね)ことディファ有明で、日産の小型ヨンク、「X-TRAIL(エクストレイル)」が発表された。

イベントは、演壇中央に置かれたX-TRAILの前で仁王立ちするカルロス・ゴーン氏を中心に進められ、左右のクルマの横で、開発者が交互に説明。最後に、ターゲットユーザー、もとい! お客さまの声にさっぱり耳を傾けて来なかったという反省をこめて日産が「パートナーユーザー」と呼ぶ、の若者代表、スノーボーダーやらフリーライドスキーヤーやらフリークライマーやらの選手で構成される「team X-TRAIL」のメンバーとゴーン氏が握手するの図、で幕を閉じた。

■4人と4人の荷物を積んで、GO!
「4人で出かけたら、4人分の荷物が積めなくてはならない。当たり前のことをきちんとやりました」と胸を張るX-TRAILのボディサイズは、全長×全幅×全高=4445×1765×1675mm。トヨタRAV4やホンダCR-Vより、じゃっかん大きい。
しかし、「ガラスエリアを広く取り、ボンネットの不可視領域を短く」(広報資料)することで、取り回しに配慮したという。最小回転半径は5.3m。フロントフェンダーは、「軽い接触ならたわんで復元する樹脂」製である。

内装では、仲間に埋没したい若者気質(日産の分析)を反映して、皆が「場」を共有できるようセンターメーターを採用。シートは、汚れに強い撥水加工が施される。ちょっとツルツルする。
ドアの下端がサイドシルの上ではなく、サーブのようにシルを覆う構造のためズボンの裾が汚れにくいというニクイ工夫も見逃せない。
荷室は、濡れたウェットスーツやら汚れたスノボやら泥のついたマウンテンバイクやらをそのまま積めるよう、荷室床面たる「ラゲッジボードは取り外して水洗いできます」。

■ホントのSUV
エンジンは、2リッターNAが新型「QR20DE」ユニット(150ps/6000rpm、20.4kgm/4000rpm)、同ターボが「SR20VET」(280ps/6400rpm、31.5kgm/3200rpm)。組み合わされるトランスミッションは、前者が4ATと5MT、後者はオートマのみとなる。
ちなみに、280psターボは、可変バルブリフト&タイミングを搭載して、中低回転域のトルク向上とピークパワーの両立を図ったもの。シルビアに積んで欲しい。

四輪駆動システムは、テラノと同等のスペックをもつ本格派。多板クラッチを電子制御するいわゆる「オールモード4×4」で、「AUTO」「FF」「LOCK」からモードを選択できる。
サスペンションは、4輪ストラット。

価格は、2リッターNA(FF/4WD)=185.0から205.0万円/200.0から220.0万円。ターボモデルが282.5万円。

「販価が高い」「とり回しが悪い」「燃費が悪い」「昇降性が悪い」といったヨンクのマイナス項目を消し去ったエクストレイルは、「スポーツとユーティリティを高いレベルで両立させた」リアルSUV、と日産は主張する。「断じてライトクロカンの後追いではない」とも。
後追いモデルがネガを潰せるのは当たり前、と思わないでもないが、「そんなこたァ関係ない」と消費者が判断することは、倉木麻衣を見ればすぐわかる。

(web CG アオキ)

 
 

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