インプレッサ「STi」バージョン発表

2000.10.25 自動車ニュース
 
 
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インプレッサ「STi」バージョン発表(10/25)

■ワゴンにもSTi

1995年から3年連続のWRC(世界ラリー選手権)チャンピオンカーに輝いたスバル・インプレッサ。2000年8月23日の「ノーマル」モデル(でもじゅうぶん速い!)に遅れること3カ月。10月24日、富士重工のモータースポーツ専門会社スバルテクニカインターナショナルの手になるスポーツバージョン「STi」シリーズが発表された。

「走りのポテンシャルをさらに高めるため」トレッドを拡大したWRXこと4ドアセダンはもとより、スポーツワゴンにもSTiバージョンが用意された。いずれも280psのボクサーユニットに、新開発6段MTを組み合わせたドライブトレインをもつ。
STiモデルは、専用シート、大型アンダーカバーのほか、ノーマルモデルとの外観上の違いはほとんどない。競技ベース車両である「WRXS STi type RA」のルーフベンチレーションが、唯一目立つパーツといえようか。硬派だ。

■280ps+6段MT

一方、パワーソースの強化には余念がない。
コンピュータのプログラム変更はもちろん、増大したアウトプットに備えるため、シリンダーのライナー部を補強、給排気バルブは中空軽量化し、鍛造ピストンとコンロッドを組み込んだ。吸気側カムシャフトには、AVCSと呼ばれる可変タイミングシステムを採用。大径シングルターボには、従来STiモデルよりコア面積を5割方増した大容量インタークーラーを組み合わせる。インタークーラーに水を噴霧するウォータースプレイも標準装備だ。
その結果、280psの最高出力は、従来より100rpm低い6400rpmで、最大トルクは2kgm増しの38.0kgm/4000rpmを発生する。

インプレッサの弱点といわれていたギアボックスは、6段化され、かつギアの歯幅も厚くなった。動力を伝えるクラッチもサイズを拡大、容量が増やされた。

■296.8から319.8万円

スバルのコア技術たる4WDシステムは、従来のものを継承。「センターデフ+ビスカス」をベースに、RA(16インチ仕様)は、フロアコンソールに設けたダイアルで、ドライバーが前後のトルク配分をコントロールできる。後者の基本トルク配分は、35:65から、45.5:54.5に変更された。

コーナリング時の前進力の要、トルク感応方リアLSDは、全車に標準装備(RA16インチ仕様は機械式)。セダンには、フロントLSDもオプションで用意される(RAは標準)。

サスペンションは、倒立式ダンパーを用いた4輪ストラット。ブレーキシステムは、ブレンボ社と共同開発され、フロントには4ポット、リアには2ポットの対向キャリパーが奢られる。また、WRXには、横GセンサーとEBD(電子制御制動力配分)付きの「スーパースポーツABS」を採用、旋回時やABS非作動領域でのブレーキ能力を上げたという。

実戦投入を前に、基礎体力を向上したインプレッサである。

価格は、WRX STi=319.8万円
WRX STi type RA(16インチ)=296.8万円
WRX STi type RA(17インチ)=306.8万円
スポーツワゴンSTi=299.8万円

(web CG アオキ)
 

 
 

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