日本のトップドライバー、長谷見、関谷が引退

2000.10.27 自動車ニュース
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日本のトップドライバー、長谷見、関谷が引退(10/27)

日本を代表する2人のトップレーシングドライバー、長谷見昌弘と関谷正徳の両選手が、今季限りで引退する。両選手が参戦する全日本GT選手権最終戦、10月22日の鈴鹿GT300kmで、引退セレモニーが行われた。

セレモニーは、ピットウォーク時に行われた。花束を授与された後、オープンカーに乗り込んでコースを1周。長谷見選手は、ファンの声援に思わず涙を流し、関谷選手は家族をいっしょに乗せ、長いレース人生を振り返っていた。

長谷見選手は、1945年生まれ。1962年に2輪レースでデビューし、65年に4輪に転向。80年には全日本F2、鈴鹿F2、全日本FP、富士GCと、4タイトルを獲得するほどの活躍を見せたほか、3度の全日本ツーリングカーチャンピオン(89、91、92年)、全日本スポーツカーチャンピオン(90年)、そして海外でもマカオGPギアレース優勝(90年)、米デイトナ24時間レース優勝(92年)など、各カテゴリーで35年にわたって輝かしい好成績を残した。

関谷選手は1949年生まれ。71年にレースデビューし、富士GCシリーズなどで活躍。83年にトヨタ・チーム・トムスと契約。以後、94 年に全日本ツーリングカーチャンピオンを獲得するなど、各トップカテゴリーで活躍した。特にル・マン24時間においては、85年より96年まで参戦し続け、95年にマクラーレンF1GTRに乗り、日本人初の総合優勝という快挙を成し遂げた。

引退後は、長谷見選手は自らのチーム、ハセミモータースポーツの強化に専念、関谷選手は、在籍していたチーム・トムスで、舘信秀監督の後を継いで監督業に専念することになるという。

リポート=武田 隆
写真=須藤章一

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