トヨタ、富士スピードウェイでF1開催を目指す

2000.11.02 自動車ニュース
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トヨタ、富士スピードウェイでF1開催を目指す(11/2)

トヨタ自動車の張富士夫社長は1日、都内で記者会見し、富士スピードウェイ(FISCO)に経営参加し、2002年のF1参戦を中心としたモータースポーツ事業に活用していく計画を発表した。トヨタの弱点とされていた、若年層の囲い込みが最大の狙いだ。

トヨタはまず、現在三菱地所が保有する富士スピードウェイの発行済み株式数80パーセントのうち、49パーセントを約25億円で取得。筆頭株主になったのち、2回に分けて第三者株主割当を引き受け、最終的に株式保有比率を67パーセントまであげるという。FISCO社長には、トヨタの島田久光・モータースポーツ部門主査が就任する予定。

会見の席上、同社の加藤伸一副社長は、「(F1を)できるだけ早く開催したい」とコメント。そのために、2004年を目処に、約100億円をかけてコースや周辺施設を改修、観客席の新設や大型ディスプレィの設置、一部コースの形状変更、カート用コースや二輪コースなどを新設する。

FISCOは、1966年に営業を開始。同年、第3回日本グランプリレースや、インディ富士500マイル(66年)、日本初のF1世界選手権(76、77年)、世界耐久選手権(WEC、82年)など、国際格式のレースを開催してきた。しかし近年は、F1はホンダのホームコース、鈴鹿サーキットに奪われ、コース、施設とも老朽化が進んでいた。大トヨタのもとで、復活なるか、富士スピードウェイ!(web CG 有吉)

「富士スピードウェイ」サイト:
http://www.fisco-jp.com/

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