Fポン、最終戦で本山が優勝

2000.11.09 自動車ニュース
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Fポン、最終戦で本山が優勝(11/9)

フォーミュラニッポンの最終戦となる第10戦が11月5日、三重県・鈴鹿サーキットで行なわれた。35周のレースを制したのは、本山哲(IMPUL)。今シーズン初勝利を、ポールトゥウィンで決めた。すでに第7戦でタイトルを獲得した高木虎之介(PIAA NAKAJIMA)は2位入賞。第4戦以来の連勝は6でストップし、高木の所属するPIAA NAKAJIMA RACINGのシーズン全勝は夢に終わった。

“打倒タカギ”に燃える本山は、フリー走行から緊張感に包まれていた。予選は、本山がトップタイムをマークし、それを高木、ミハエル・クルム(5ZIGEN)らが追いかける展開で進んだ。結局、本山がただひとり45秒台をたたき出し、1分45秒553で今季2度目のポールポジションを手にした。

秋晴れの決勝日。最前列の本山は好スタートをきり、トップで1コーナーへ。3位スタートの松田次生(PIAA NAKAJIMA)が2位で続いた。グリッド2番手だった高木はスタートに失敗、5番手まで順位を落としたが、1周を終了した時点で、松田に次ぐ3位に浮上した。

レース中盤、首位を走る本山と2位松田の差は6秒。いっぽう、松田と3位高木は1秒以下の接戦状態。状況打破のため、まず松田が13周目にピットインしタイヤ交換。以降、高木は15周目、本山は16周目に続々とピット作業を行なったが、それまで十分なマージンを築いていた本山が首位をあけわたすことなくコースに戻り、そのままチェッカードフラッグをうけた。本山にとっては、同シリーズ通算7勝目となる。2位には高木、ピットインのタイミングで1つポジションを落とした松田が3位に入賞した。

レース後の会見で、本山は、「今年は1勝しかできなかったけど、いいかたちで(最終戦を)勝てたので満足しています」とコメントした。

「F1から帰ってきたということで、プレッシャーはすごくありました」と語ったのは、チャンピオンの高木。F1で2シーズンを過ごし、無得点のまま「戻ってきた」高木にとって、フォーミュラニッポンは自信を回復するいい場所となったはずだ。10戦8勝という前人未到の記録を残し、来季は米CARTシリーズに活躍の場を移すという。

(リポート/写真=小林晴彦)


■第10戦結果
1位 本山 哲(IMPUL)
2位 高木虎之介(PIAA NAKAJIMA)
3位 松田次生(PIAA NAKAJIMA)
4位 ミハエル・クルム(5ZIGEN)
5位 野田英樹(LeMans)
6位 脇阪寿一(ARTA)

■2000年ドライバーズランキング(全10戦終了)
1位 高木虎之介(PIAA NAKAJIMA) 86点
2位 ミハエル・クルム(5ZIGEN) 35点
3位 本山哲(IMPUL) 34点
4位 松田次生(PIAA NAKAJIMA) 27点
5位 野田英樹(LeMans) 15点

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