来季を占うフォーミュラ・ニッポン特別走行会、開催

2000.12.12 自動車ニュース
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来季を占うフォーミュラ・ニッポン特別走行会、開催(12/12)

フォーミュラ・ニッポンの特別走行会が12月7日、8日に栃木県のツインリンクもてぎで開催された。来季のシートを占うオーディション的意味合いを持つこのテスト。8チームが用意した11台のマシーンに、1日目は14人、2日目は17人と、延べ19人のドライバーが参加した。

2日間で5セッション、時間にして8時間以上に及ぶ走行の中で、両日通しての最速は本山哲(IMPUL)。タイムは1分34秒060、続いて道上龍の1分34秒327(MOONCRAFT)、3番手は1分35秒092のアレックス・ユーン(TEAM MALAYSIA)だった。

フォーミュラ・ニッポンは、アジア、ヨーロッパからの注目度も高く、参戦を模索するドライバーも多いという。今回のテストでは、国内F3シリーズチャンピオンのセバスチャン・フィリップを始め、6人の外国人選手がフォーミュラ・ニッポンのマシーンの感触を確かめるためドライブした。

マカオGPでPPを獲得し、コリアGPではPPから優勝を果たしたナレイン・カーティケヤン(インド生まれ)はIMPULのマシーンをドライブ、FNへの参戦を望んでいるという。今年のマカオGPで優勝したアンドレ・コートは、Gフォースをドライブしたメンバーの中で最速タイムを記録。全体でも6番手で、FNマシーン初ドライブ組のトップだった。

アジアからの参戦として、1年先輩となるアレックス・ユーンは「シーズン中は、アクシデントで車を壊してしまうことが多く、テストが充分にできなかった。予選日はセッティングに専念しなければならず、納得できなかったが、今日はじっくりと走れて満足。来季が楽しみです」と話した。

若手ドライバーの登竜門フォーミュラ・ドリームで今年活躍したARTAの松浦孝亮(シリーズチャンピオン)、柳田真孝(シリーズ2位)は、「がんばったご褒美に」と、2時間ずつのドライブ。松浦は、「レベルというより、次元の違いを感じましたね、どうしたらあと3秒も4秒も速く走れるんだろうって。でも、良い刺激になりました。将来、絶対ここで活躍してやるぞって、思いましたね」。

久しぶりのフォーミュラカーをドライブした光貞は「やっぱり、いいですね。風を感じて走るのは。来年?、もちろん参戦できるようにしたいと考えています」。


2001年のフォーミュラ・ニッポン開幕戦は、3月24、25日に鈴鹿サーキットで開催される。

(リポート/写真=小林晴彦)


●参加した主なドライバー(末尾の数字はベストタイム)
本山 哲(IMPUL) 1'34.060
道上 龍(MOONCRAFT)1'34.327
アレックス・ユーン(TEAM MALAYSIA)1'35.029
松田次生(PIAA NAKAJIMA)1'35.053
脇阪寿一(TEAM MALAYSIA)1'35.278
アンドレ・コート(Morinaga NOVA)1'35.287
ドミニク・シュワガー(PIAA NAKAJIMA)1'35.297
伊藤大輔(PIAA NAKAJIMA)1'35.298
荒 聖治(COSMO OIL CERUMO)1'35.369
影山正美(COSMO OIL CERUMO)1'35.859
山西康司(Morinaga NOVA)1'36.091
クリスチャン・アルバース(COSMO OIL CERUMO)1'36.208
ナレイン・カーティケヤン(IMPUL)1'36.235
ベン・コリンズ DoCoMo(DANDELION)1'36.250
セバスチャン・フィリップ(ARTA)1'36.385
光貞秀俊 Morinaga(NOVA)1'36.611
アレックス・ミューラー(Morinaga NOVA)1'37.892
松浦孝亮(ARTA)1'38.570
柳田真孝(ARTA)1'39.124

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