三菱、新型軽「eKワゴン」を発売

2001.10.12 自動車ニュース

三菱、新型軽「eKワゴン」を発売

三菱自動車は、新型軽自動車「eKワゴン」を2001年10月11日から、全国のギャラン系及びカープラザ系販売会社を通じて発売した。

「いい軽」を作ろう、と発足したプロジェクト「eKプロジェクト」にちなんで命名された「eKワゴン」は、「次世代スタンダードのセミトール・パッケージングを採用し、顧客の目に立って、長く愛される」(同社マーケティング統括本部SPL 相川哲郎)軽自動車を目指し、立体駐車場に収まる全高や広い室内空間など、使い勝手のよさを重視したモデル。月販10000台をめざす。

開発にあたっては、部品調達から生産、営業など全部門一体の開発体制と、先の「リコール隠し騒動」を受けて導入された「クオリティ・ゲート・システム」を設計段階から適用して品質チェックを強化。さらに設計図を完全に3Dデータ化することによって、設計段階から品質を向上し、企画開発から発売まで21ヶ月の短期間開発を実現したという。

デザイン上の特徴は、ボディを真上から見たときにわずかに前後が絞られた「タル型造形」。真上以外から見てもわかりにくいほど微妙な曲線なのだが、その結果シンプルなデザインの中に、張りのある面形状を生み出したという。ちなみに、2001年度のグッドデザイン賞を、軽自動車で唯一受賞している。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=3395×1475×1550mm、これは昨日発表されたダイハツ「MAX」と全く同じサイズ。ホイールベースは2340mmで「MAX」より20mmく、「TOPPO BJ」と同じである。「リッターカー並」と謳う室内長は1830mmで、「開放感溢れる居住空間」を実現したという。

エンジンは660cc3気筒SOHC12バルブ(50ps、6.3kgm)のみ。これは「TOPPO BJ」の一部車種に搭載されていたエンジンを改良し、炭化水素(HC)や窒素酸化物(NOx)の排出量を低減(広報資料)したもの。これに組み合わされるトランスミッションは3ATのみである。駆動方式は2WDと4WDの2種類が用意される。

サスペンションも「TOPPO BJ」譲りで、前がマクファーソンストラット、後ろはトルクアーム式リンクだが、バネやブッシュ、ダンパーは「eKワゴン」専用チューンが施される。
機能面では、助手席ドアに車検証を入れるためのボックスを設けたり、小さなごみ箱(プチごみ箱)を設置、ドアポケット内の間仕切りを取り外すと霜取り用スクレーパー「霜とりクン」に変身するなど、”ステキな工夫”にあふれる。

前席にはベンチシートを採用、シフトをフロア式でなくコラム式としたことで、サイドウォークスルーを可能にしている。前席のヘッドレストを取り外してシートを後ろに倒せば、フルフラットになるといったシートアレンジも可能、リアシートは分別分倒式で、ラゲッジスペースを有効利用できる。

グレードは、トリムレベルを含めて4種類。1日前に発売されたライバル「ダイハツMAX」の12グレードと較べると、いたってシンプルな構成だ。ベーシックな「M」が91.0万円(2WD)と102.0万円(4WD)、アルミホイールやルーフスポイラーなどが備わるオプションパッケージ「Xパッケージ」は、それぞれ8.8万円高となる。

(webCG 大澤)

 


 


 


 

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