東京モーターショー速報:スズキ

2001.10.24 自動車ニュース

東京モーターショー速報:スズキ

スズキ株式会社のプレスブリーフィングは、2001年10月24日11時から東ホールにおいて行われた。先日、入院が発表された鈴木修取締役会長(写真最上)が、元気な姿を見せ、まずGMワゴナー社長を紹介することで、GMグループ入りを印象づけた。

2000年度は、スズキ車を国内で62万台、海外で110万台を販売したことを発表、「小さなクルマへの関心が高まっている」と、不況下ながら、小型車を得意とするスズキに追い風が吹いていることを冒頭で述べた。

2001年のこれまでに、スズキとして大きなできごとは2つ。ひとつは小型車「シボレー・クルーズ」をGMと共同開発、11月から販売を開始すること。もうひとつは日産への軽自動車OEM供給が決まり、今回のモーターショーでも「日産ブースで展示していただく」ようになったこと。

続いて、担当重役からのコンセプトカー紹介に移る。

「Covie(コヴィー)」:GMとの燃料電池共同開発を受けての最初の作品。ゼネラルモーターズ社製の家庭用燃料電池を搭載した小型電気自動車。家庭内の家電が相互に通信するようになることを考慮、クルマもそのひとつと位置づけた。クルマからインターホンを通して家のなかのヒトと話したり、家電を操作したり、もちろんeメールを受けることもできるという。「生活との一体化」がコンセプト。

「Lapin(ラパン)」:身のまわりの生活雑貨をイメージさせる「親しみやすさ」が狙い。シンプル&モダンなデザインで、クルマを意識させないデザインを狙った。フランス語で「ウサギ」を意味する車名通り、家のなかで飼いたいペットのようなクルマだという。チャームポイントは、フロントのウサギをカタチどったエンブレム。

「GSX-R/4」:二輪技術を反映したアルミフレームに樹脂製ボディを載せたコンセプトスポーツ。エンジンもスズキの大型2輪「ハヤブサ」の1.3リッターユニットである。「エクサイティングなスポーツライフを提案」。ちなみに、車内のナビゲーションにはモンスター田嶋選手のサーキット攻略法ほかがインストールされており、「いままでと違ったサーキットでの楽しみ方」ができるという。走行中、見ているヒマがあるのか?

「MRワゴン」:小さくて上質。大人4人がリラックスできる小型車をめざした。フロントウィンドウを前に出した「モノフォルム」による、居住性の高さと広い荷室がジマン。「家具のようなインテリア」も、乗員のリラックスに貢献する。

発表後、鈴木会長が記者の質問に答えた。
「クルーズの目標販売台数1万5000台は野心的では?」との問いに「ワゴンRも、はじめは5000台売れないのでは、といわれていた」と反論。年間2万台はつくらないと小型車はペイしない、とのこと。「オーストラリアでもドコででも、売らないと」と語った。
背中に足音せまるダイハツに関しては、「お互い切磋琢磨して」とサラリとかわす。ダイハツが先に発表したハイブリッド軽自動車については、「燃料電池もハイブリッドも、どこの会社も開発している。ウチは完成のメドが立たないと発表しない」とのこと。なお、燃料電池は、スズキの技術者が北米に赴き、GMのエンジニアと共同開発を続けているという。

(webCGアオキ 午後2時15分)

 
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コヴィー

 
コヴィー
	 
ラパン

 
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GSX-R/4

 
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MRワゴン

 
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クルーズ

 
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