東京モーターショー速報:アウディ

2001.10.24 自動車ニュース
 

東京モーターショー速報:アウディ

「A4カブリオレ」(上)とルマンマシン「R8スポーツカー」。

 

アウディという名前から、皆様は自動車技術の進歩を連想されるでしょう。しかし、ビジネスの成功をも連想されることもまた、正しいのです。それを証明したいと思います。

この5年間、アウディは販売台数、売上高、利益に関して記録的な業績を残してきました。今年1月から9月までで、販売台数は約11%上昇し、その数は54万5000台を超えています。日本は5.3%、米国では5.6%、ドイツでは6.2%、それ以外の欧州では11.2%でした。もっとも上昇したのは中国で、85%の上昇を記録しました。

さらにレースでは、今年のルマンで2年連続の優勝を飾りました。これに大きく貢献したのが、アウディ「R8スポーツカー」に搭載されるV8バイターボエンジンです。これに使われている、高出力で経済的なダイレクトインジェクションとスパークイグニッション技術からなるFSIは、1年以内に2つの製品シリーズに投入するつもりです。

2001年は、6年連続で記録を更新し、全世界での販売台数が初めて70万台を越えることになるでしょう。2002年も引き続き成功の波に乗ると確信しています。そのために製品レンジを拡大していきます。そのひとつが「新型アウディA4カブリオレ」です。

日本では2年前のショー以来、モデルラインナップをすべて一新しました。そして今日、「A4」に「1.8Tクワトロ」と「2.4マルチトロニック」を発表します。次のターゲットはCセグメントで、そこでは新しい「A6」が強力な商品になります。メカニズムは大きな変更を受け、装備も向上しています。とくにDVDナビゲーションシステム・マルチメディア・ステーション(MMI)は、全車に標準装備されます。

また、インテリアトリムやオプション装備、ボディカラーなどに幅広い選択肢を持つ「インディビデュアリゼーション・プログラム」や、オーナーだけに最高レベルのサービスを提供する「アウディ・アンバサダー・クラブ」の設立もします。

さらに大きなニュースは、完全に新しい専売店ネットワークの構築です。進行状況は良好で、10月末までに57番目の販売店をオープンする予定です。再整備によって今年の初頭は売り上げが落ちましたが、9月には前年同月比で51%成長したように、販売は加速しています。年末までには年間成長率が16%に届き、来年は少なくとも10000万台の販売を見込めるでしょう。

私たちは来年初頭に、建築家、安藤忠雄さんのデザインによるすばらしい本社ビルに移転します。これもまた、日本におけるアウディの存在感とアイデンティティを支えるものです。

(森口将之 10月24日午後1時20分)

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