東京モーターショー速報:ポルシェ

2001.10.24 自動車ニュース
 

東京モーターショー速報:ポルシェ

「ニュー911タルガ」

 

本日、皆様にご覧いただきたいニューモデルは4台です。もちろん「911」の第2世代「996」のことです。すでに今年の中旬、「911カレラ・クーペ/カブリオレ」についてはお知らせしました。「911ターボ」のヘッドライトのデザインを受け継ぎ、エンジンは3.6リッターに拡大されています。しかし本日はこの2台のデビューを祝いたいと考えているわけではありません。さらに2台のニューモデル、「ニュー911タルガ」と「ニュー911カレラ4S」(写真最上)を紹介したいと思っているからです。

3年ぶりの復活となるタルガは、1.5平方メートルを越える大きさのガラス製ルーフが装備されています。ボタンを押すだけで、このガラスルーフは最大0.5平方メートルまで開くことができます。さらに荷物の積み下ろしを手軽に行えるように、911としては初めて開閉式リアウインドーが装備されています。発売は来年2月の予定で、価格は1110.0万円となります。

もうひとつの911カレラ4Sは、ターボボディをまとったカレラ4です。このモデルにはインタークーラーの装備がないので、ターボ特有のスポイラー型インテークを配置する必要がありません。その代わり、幅の広くなったリアフェンダーに応じたエンジンフードが、特別にデザインされています。カレラ4Sも発売は来年2月の予定です。

7月31日で終了した2000/2001年度の事業統計数値は、ポルシェが正しい道を歩んでいることを明確に示しています。販売台数は全体で12%増加し、5万4586台となりました。そのうちの26721台は911で、販売台数は15.9%と大幅な上昇を見せています。とくに911ターボが貢献しています。

日本では1845台が納車され、前年度に比べて24%を上回る販売台数の増加を達成しました。とりわけボクスターは2000年秋に価格を見直した結果、約70%も増加しました。

1998年以来、販売ネットワークは完全に一新されています。21の新たな販売店と契約を結び、現在の40店舗のうち、70%がポルシェ専門です。このために過去3年間に約44億円の設備投資が行われました。

あらゆるプロジェクトの中でも重要視しているのが、「カレラ・カップ・レーシング・シリーズ」です。最初のシーズンは14人のドライバーが参加し、4レースで戦われました。

まもなく登場する予定の「カイエン」は、当初予定していた2万5000台という販売台数が楽観的なものと判断しています。このクルマはポルシェをまったく違う次元へと加速させるモデルになるでしょう。一方、2000年9月にコンセプトカーとしてご紹介した「カレラGT」は、ポルシェの持つ潜在能力と先進技術を見事に証明するモデルです。しかしこのスポーツカーの量産についての最終的な結論は出ていません。

(森口将之 10月24日午後1時20分)

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