東京モーターショー:オペル

2001.10.25 自動車ニュース

東京モーターショー:オペル

オペルのプレスブリーフィングは、2001年10月24日11時30分から、幕張メッセ東ホールにおいて開催された。冒頭に、GMのロバート・ルッツ プロダクト開発副社長が挨拶。オペル、サーブ、スバル、スズキ、いすゞの名を順に挙げ、グループとしての結束を強調、東京モーターショーを「グローバル化したゼネラルモーターズの経験を紹介する場」とし、オペルはGMグループの一員としてアジアパシフィック地域でユニークな立場をとる、と位置づけた。さらに「GMブランドのクルマを使っているヒトが、買い換えの際に再びGMのクルマを買ってくれるか」に焦点をあて、協力をすすめていくと述べた。

オペルからは、アジア太平洋地区のチェアマン、カール−ピーター・フォルスターマネージングディレクター(写真最上)がコンセプトカーの説明をした。

「HydroGenIII」:環境に配慮した次世代カー。ミニバン、ザフィーラをベースに、液体水素を搭載した燃料電池車である。HydroGenIIIより約100kg軽量化(フューエルセルユニットが92kgも軽くなったのがジマンだ)して、車重は1590kg。またコンパクト化も進んだため、量産車と同じ床の高さを実現、実用化に一歩近づいた。0-100km/h=16秒、最高速度150km/hと発表された。

「フロッグスター」:ティーンネイジャーのココロを掴むことを目的にしたコンセプトカー。「色が変わるカエルもいますが、このクルマはカタチが変わります」と紹介された。ポケットにも入るPDAをセンターコンソールに装備、リアエンドからはじまる巻き取り式のローラーカバーをコントロールする。完全に巻き取るとピックアップ、荷室を覆うとコンバーチブル、さらに後席バックレストを倒すとロードスターになるという。「10代の若者は『クール!』という」そうです。

「アストラクーペ OPCエクストリーム」:DTM(ドイツツーリングカー選手権)に出場するレースカーの公道バージョン。4リッターV8(444ps、54.1kgm)搭載、6段MTを介して後輪を駆動する。1150kgのボディは、わずか4秒で100km/hに達し、最高速度300km/hを豪語する。先端素材をふんだんに使ったスペースフレームとアグレッシブなガルウィング式ドアを特徴とする。「ジュネーブショーの初出展以来、多くの注文を受けている。顧客向けのユニークな小型車としてぜひつくりたい」。

フォルスター氏の話は、日本市場におけるオペルの状況に及ぶ。「2001年1月から8月での販売実績は約9000台。インポートブランド中第5位というのは満足できない」。今後、ヤナセのネットワークを活用、GM、オペルが協力して、2006年までに年間販売台数2万台を目指すという。「ブランドイメージをシャープにする必要があります」。
わが国における2002年モデルとしては、2.2リッター直4ユニット(147ps、20.7kgm)を載せた「アストラワゴン スポーツ」、ベルトーネボディの「アストラスポーツ」(2.2リッター直4)、1.2リッターに「イージートロニック」と呼ばれるオートマチックモード付き5段MT車「ヴィータ・スポーツ」が予定される。ロータスと共同開発した2座オープン「スピードスター」の日本導入は、「検討中」とのこと。
最後に、ドイツはリュッセルハイムに15億独マルクをかけて新工場を建設、2002年ジュネーブショーでデビューする新型ベクトラをそこで生産することを発表して記者会見を終えた。

(webCGアオキ)

 
東京モーターショー:オペルの画像
HydroGenIII

 
HydroGenIII
	 
フロッグスター

 
フロッグスター
	 
アストラクーペ OPCエクストリーム

 
アストラクーペ OPCエクストリーム
	 

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