ロールス・ロイス&ベントレー大集合

2001.11.06 自動車ニュース

ロールス・ロイス&ベントレー大集合

その名も「ロールス・ロイス&ベントレー大集合」というイベントが、2001年11月3日、東京の明治神宮絵画館前で開催された。

「ロールス・ロイス&ベントレー大集合」は、日本ロールス・ロイス&ベントレークラブが主催し、ベントレー・ドライバーズ・クラブ・ジャパンと英国大使館商務部が協力したイベント。当日は、新旧51台のRRとベントレーが集まった。参加総数はもちろんだが、クラシックなモデルこれほどたくさん集まったのは、日本では初めてのことだ。

参加台数のうち、第二次大戦以前のヴィンティッジ・モデルが17台を占め、その多くがナンバーを付けていることは驚きだ。参加車中で最も旧かったのは、RRが1920年のシルヴァー・ゴースト。ベントレーでは、1926年の3リッター・モデルだった。戦後のモデルでは、ベントレー・Rタイプ・コンティネンタルや、RRカマルグなどは、こうしたイベントでなければ見ることのできないクルマに違いない。参加車の中から何台かを紹介しよう。

明治神宮絵画館前に集まったロールス・ロイスとベントレーは総数51台。これは1950年代後半から50年代のモデルが並んだ一郭。左端の白いサルーンはベントレーS2、右隣にRRシルヴァー・クラウドII。その右隣は1954年のベントレー・Rタイプ・コンティネンタルと続く。

1983年RRカマルグ。ピニンファリーナのデザインになるクーペボディを架装した、極めてめずらしいRRのパーソナルクーペだ。

RRシルヴァー・クラウドIII(左)と並んだ、RRシルヴァー・クラウドIIIドロップヘッド・クーペ。RR傘下のH.J.マリナー・パークウォードが入念に製作したドロップヘッドクーペは、その吊り上がったライトの形状からチャイニーズアイと呼ばれた。

戦前モデルの参加が多かったことには驚かされた。この一郭にはベントレーにとって象徴的なモデルが3台並んでいる。左端から1926年3リッター、1930年4 1/2リッター・ブロアー、1935年3 1/2リッター。3リッターはベントレー社にとっての初めてモデルで、ルマンで優勝したことがある。ブロアーは4気筒の4.5リッターエンジンにスーパーチャージャーを装着したモデルだ。3 1/2リッターはベントレー社がロールスロイス社に買収された以降のクルマだ。

中央のグリーンのクルマは1935年3 1/2リッターで、軽快なオープンボディが架装されている。右側の赤/黒のクルマは、1939年の4 1/4リッター。GT選手権に出場しているタイサンの千葉氏がオーナーで、ドライバーの飯田章選手と組んでラ・フェスタ・ミッレ・ミリアには常連だ。

こちらは戦前型の代表的なロールス・ロイスが並ぶ。左から1932年ファンタムII、1928年ファンタムI、1925年20HP、1920年シルヴァー・ゴースト。20HPは、ファンタムIの6気筒7668ccに対し、6気筒ながら3150ccのエンジンを備えたベビー・ロールスだ。

1926年シルヴァー・ゴースト(右)と1937年ファンタムIII。ともにめずらしいRRだ。このシルヴァー・ゴーストは、1919年にマサチューセッツ州スプリングフィールドに設立された、ロールス・ロイス・アメリカの生産車だ。ファンタムIIIは、同社としては初の60度V型12気筒エンジンを搭載したモデル。

1934年RR 20/25。コンパクトなサイズによる使いやすさからヒットとなった20HPの発展モデルで、3669ccに拡大されたエンジンを搭載している。この参加車はランドレットと呼ばれるボディを備えている。


(写真&リポート=SUPER CG 伊東)

 
ロールス・ロイス&ベントレー大集合の画像


 
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