全日本GT、スープラとシルビアがタイトル獲得

2001.11.12 自動車ニュース

全日本GT、スープラとシルビアがタイトル獲得

全日本GT選手権の最終(第7)戦決勝が、2001年11月11日、山口県・CP MINEサーキット(3.330km)を76周して行われた。優勝は、GT500クラスのNo.30 綜警 McLarenGTR(岡田秀樹/アンドレ・クート組)。GT300クラスは、No.71 シグマMR-S(Guts城内/田嶋栄一組)が制した。チャンピオンシップ争いは、このレース30位のNo.38 auセルモスープラ(竹内浩典/立川祐路組)がGT500クラスタイトルを獲得。GT300クラスは、No.81 ダイシンADVANシルビア(大八木信行/青木孝行組)が栄冠を手中におさめた。

■2点差の攻防(GT500クラス)

前戦 鈴鹿を終えた時点でのランキングトップは、58点獲得のauセルモスープラ、No.8 ARTA NSX(土屋圭市/金石勝智組)とNo.1 ロックタイト無限NSX(道上 龍/光貞秀俊組)がそろって56点の2位。チャンピオン争いは、わずか2点を挟んでの攻防となった。

4万6400人の観客がつめかけた決勝日。14時にスタートは切られ、ポールポジションの綜警 McLarenGTRがトップ、予選2位のNo.18 TAKATA童夢NSX(ブノア・トレルイエ/セバスチャン・フィリップ組)が2番手で続いた。たが、中団グループで混乱が発生、なんとチャンピオンに一番近いはずのauセルモスープラが後続車に接触され、最後尾まで順位を落としてしまった。

ライバル脱落によりタイトルがグッと近くなった2台のNSX勢。しかし、彼らにも落とし穴が待っていた。35周目、8番手争いを繰り広げていたARTA NSXとロックタイト無限NSXは、最終コーナーで接触、コース脇に弾かれたARTA NSXはその場でリタイアした。

無傷で復帰したロックタイト無限NSXだったが、終盤にギアボックストラブルが発生し、ズルズルと後退、ポイント圏外に脱落した。ランキング3位(46点)のNo.22 ザナヴィ ヒロトGT-R(ミハエル・クルム/田中哲也組)にもタイトル獲得のチャンスが残されていたが、6位6点追加がやっと。結局、30位というビリから3番目の順位ながら、auセルモスープラがタイトル奪取に成功した。

■三つ巴の戦い(GT300クラス)

GT300クラスのタイトル争いも熾烈だった。ランキングトップは、60点を獲得しているダイシンADVANシルビア。2位54点のNo.7 雨宮マツモトキヨシアスパラRX7(山野哲也/松本晴彦組)、3位53点のNo.3 ユニシアジェックスシルビア(井出有治/柳田真孝組)、以上3車に可能性が残されていた。

GT500クラス同様、オープニングラップの混乱により、まずポイントリーダーのダイシンADVANシルビアがポイント圏外へ脱落。雨宮マツモトキヨシアスパラRX7とユニシアジェックスシルビアは、2番手を激しく争った。両者にとって、2位入賞、15点を追加すれば、タイトルがものにできる。

しかし、追いかけるものに、勝利の女神は厳しかった。50周過ぎから、雨宮マツモトキヨシアスパラRX7とユニシアジェックスシルビアはテールトゥノーズの激しいトップ争いを繰り広げたが、ここで両車が接触。その間、ダイシンADVANシルビアが脇をすり抜け、結局6位でゴールイン、見事栄冠を手にした。

■2001年全日本GT選手権

ドライバーズランキング トップ5(終了)
GT500クラス
1位 竹内浩典/立川祐路(No.38 auセルモスープラ)58点
2位 土屋圭市/金石勝智(No.8 ARTA NSX)56点
2位 道上 龍/光貞秀俊(No.1 ロックタイト無限NSX)56点
4位 エリック・コマス/影山正美(No.23 ペンズオイル ゼクセルGT-R)53点
5位 ミハエル・クルム/田中哲也(No.22 ザナヴィ ヒロトGT-R)52点

GT300クラス
1位 大八木信行/青木孝行(No.81 ダイシンADVANシルビア)66点
2位 山野哲也/松本晴彦(No.7 雨宮マツモトキヨシアスパラRX-7)54点
2位 和田 久/砂子塾長(No.910 910ロディオドライブアドバンポルシェ)54点
4位 井出有治/柳田真孝(No.3 ユニシアジェックスシルビア)53点
5位 松田秀士/西澤和之(No.24 JCM タイサン GT3R)49点

チームランキング トップ5(終了)
GT500クラス
1位 NISMO(No.22、23)71点
2位 無限×童夢プロジェクト(No.1、18)68点
3位 TOYOTA TEAM CERUMO(No.33、38)58点
4位 AUTOBACS RACING TEAM AGURI(No.8)56点
5位 TOYOTA TEAM TOM'S(No.36、37)55点

GT300クラス
1位 TEAM TAISAN ADVAN(No.24、26)74点
2位 TEAM DAISHIN(No.81)66点
3位 RE雨宮レーシング(No.7)54点
3位 910 RACING(No.910、911)54点
5位 ハセミ・モータースポーツ(No.3)53点

(webCG 有吉)

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