新型「オペル ベクトラ」2002年3月デビュー

2001.11.20 自動車ニュース

新型「オペル ベクトラ」2002年3月デビュー

2001年11月16日、日本ゼネラルモーターズは3代目となる新型「オペル ベクトラ」が、2002年3月に開催されるジュネーブモーターショーでデビューすると発表した。欧州ではその直後から販売が開始される予定。日本への導入時期は、現在検討中とのことだ。

ベクトラはオペルの中型車で、1996年から1998年の間、欧州中型セグメント全体でトップに君臨していた実績を持つ。現在のモデルは1995年9月のフランクフルトモーターショーでデビューした2代目。日本には4ドアセダンとワゴンが導入されているが、欧州では5ドアハッチバックモデルも存在する。

ニューベクトラは、4気筒ECOTECユニット搭載の4ドアセダンから順次導入される予定だ。本国でのエンジンは、ガソリンエンジンが122psから147psまで、ディーゼルエンジンは100psから125psまでと多彩なバリエーションが用意される。さらにスポーティモデルの「GTS」には211ps、30.6kgmを発生する3.2リッターV6が搭載され、2002年の夏モデルに」ラインナップに加わる予定だ。またベクトラには初めて、マニュアルシフト機構付5段ATも用意されるという。
新型ベクトラは、ドイツのリュッセルスハイムに8億ユーロをかけて建設された新工場で2002年1月から生産が開始される。さらに、イギリスのEllesmere Port工場でも組み立てられる予定だ。

ニューモデルの特徴は、「IDS」(インタラクティブドライビングセーフティ)シャシーシステムと、「アドバンストESP」の採用だ。
IDSシャシーシステムは、新マルチリンクリアサスペンションやコンピューター制御による電動油圧パワーステアリング、サスペンションのアルミ化などによって、ハンドリングと乗り心地の改善を狙ったもの。ちなみに、シャシー剛性は先代に比して、ねじり剛性で74%、曲げ剛性で62%向上しているという。
「アドバンスドESP」は、コーナリング時に内側後輪に電子制御でブレーキをかけることによって、大きなアンダーステアを抑える「ESP」機構を進化させたもの。ブレーキ制御を3輪まで拡大することで、走行安定性が向上したという。

オペルは新型ベクトラの投入によって、欧州中型車市場のトップに再び返り咲くことができるだろうか。

(webCG 大澤)

 
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