ポルシェ「911カレラ4S」の受注開始

2001.12.11 自動車ニュース

ポルシェ「911カレラ4S」の受注開始

ポルシェジャパンは、「911ターボ」のルックスや足回りを受け継いだ自然吸気モデル「カレラ4S」の受注を、2001年12月6日から開始した。デリバリー開始は2002年2月頃の予定だ。

「911カレラ4S」は、空冷最後の911である「993」から導入されたモデル。大型リアスポイラーこそ持たないが、拡げられたリアフェンダーや、「ターボ」と同じブレーキシステムなど、「ターボ」を連想させるスタイルを持つ。エンジンはノーマルカレラと同じ自然吸気、駆動方式は4WD。最高速度は280km/h、0-100km/h加速は5.1秒(6MT)というパフォーマンスを誇る。価格は、6MTモデルが1170.0万円、5ATティプトロニックモデルは1250.0万円だ。

ニュー「カレラ4S」(C4S)のボディサイズは、全長×全幅×全高=4435×1830×1295mm、ホイールベースは2350mmで、「ターボ」と全く同じ。フロントマスクの大きなエアインレットや、ノーマルカレラと比較して60mm拡大されたリアフェンダーを採用。またタイヤもターボと同じ、前225/40 ZR18後295/30 ZR18を履く。
前から見ただけではターボと見間違えるかもしれない。フロントのエアインレット形状は、フロントアクスルへの揚力調整のため、微妙に変更されているという。
ターボでは大型のリアスポイラーが装着されていたが、C4Sはインタークーラーを装備しないため、ノーマルカレラなどと同じ速度感応式が採用された。この素材に、レーシングカーのパーツ素材として頻繁に使用されるガラス繊維強化プラスチックを、ポルシェが初めて採用したという。リアビューは、左右のテールランプをつなぐ赤いライトストリップを装着したことで、C4S独自のルックスとした。

エンジンは、自然吸気の3.6リッター水平対向6気筒DOHC24バルブ(320ps/6800rpm、37.7kgm/4250rpm)をリアに積む。このエンジンには、カムシャフトタイミングをコントロールする「バリオカム」に加えて、バルブリフト量もコントロールする「バリオカムプラス」を採用、燃費向上とフラットトルクを実現したという。トランスミッションは6段MT、またはポルシェお得意の5段ティプトロニックだ。4WDシステムは、マルチプレートビスカスカプリングで、通常は前5%、必要に応じて最大40%のトルクをフロントへ配分する。この4WDシステムと、姿勢制御システム「ポルシェ・スタビリティ・マネージメントシステム」(PSM)により、高いトラクションと安定性を実現したという。

足回りでは、ブレーキシステムにターボと同じものを装着し、見た目も同様にブレーキポッドが赤く塗られる。その他の装備も、フラッグシップであるターボに近いモデルとして、メモリー付き電動シートや、レザーインテリアなど、上級装備が施される。

詳しくは「ポルシェコール」(電話0120-846-911)、またはポルシェホームページhttp://www.porsche.com/まで。

(webCG 大澤)

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