ハルトゲ「HM350M」、のルックスを紹介

2001.12.11 自動車ニュース

ハルトゲ「HM350M」、のルックスを紹介

いわずと知れたドイツのBMWチューナー「ヘルベルト・ハルトゲ」の正規輸入代理店「ハルトゲジャパン」が、M3のボディにM5用5リッターV8(チューンド:460ps、55.1kgm)をブチ込んだ「HM350Mクーペ」を、2002年1月に開催される「東京オートサロン2002」に出展すると発表した。それに先立ち、M3にハルトゲパーツを装着した「HM350M LOOKS」がプレス用に用意され、2001年12月7日、webCG記者が神奈川県横浜市都筑区にあるハルトゲジャパンに取材に赴いた。

ハルトゲ製アルミホイール「CLASSIC」。フロントが245/35の19インチ、リアは275/30の19インチという、かなりファットなタイヤをはく。


2001年1月に設立されたハルトゲジャパンは、第三京浜港北インターチェンジを降りて、クルマで15分くらいのところにある。対応にあたってくれたのは、ハルトゲジャパン・セールスマネージャーの宮崎茂一さん。日本にハルトゲを導入する理由を「単なるチューナーとしてでなく、1つのメーカーとしてドイツで認められている(ハルトゲはドイツ政府自動車局に、自動車製造業社として認可を受けている)BMWチューナーは、ALPINAとハルトゲだけ。日本で知名度の低いハルトゲを、是非紹介したい」と語ってくれた。同社では、ハルトゲのコンプリートモデルの輸入販売や、サスペンションやエアロパーツなど、各種パーツの卸販売を行う。

リアスポイラーと、センターにまとめられた2本のマフラーが印象的。


2002年販売予定の「HM350Mクーペ」は、いわゆる“コンプリートカー”。ファインチューニングされた「BMW M5」用の5リッターV8DOHCが搭載され、460ps/6800rpm(!)の最高出力と、55.1kgm/4500rpmの最大トルクを発生する。もちろんサスペンションやブレーキなどもチューニングされ、0-100km/hは4.7秒、最高速度は310km/hに達する、と謳われるスーパーサルーンだ。
ただし、この日用意されたのは、「HM350M“ LOOKS”」。現行の「M3」をベースに、HM350Mと同じボディパーツを装着したモデルである。ちなみに宮崎氏によると、ハルトゲジャパンでは車両持ち込みでのエンジンチューニングを、来年の春あたりに開始するかもしれないという。ハルトゲに興味のあるBMWオーナーは、期待したいところだ。
「HM350M“ LOOKS”に装着されたパーツは、以下の通り。
・フロントリップスポイラー(16.0万円)
・リアウイング(13.0万円)
・リアサイレンサー(26.0万円)
・アルミ製3ピース「クラシック」ホイール(前12.0万円、後14.0万円)
・アルミシフトノブ(2.5万円)
・アルミハンドブレーキグリップ(2.4万円)
・アルミペダルセット(2.8万円)
ボンネットは近日発売(価格未定)の予定だ。

2002年モデルの、ハルトゲM3コンプリートモデル「HM350M Coupe」。ボンネットはこれが正式なスタイル。


■予定されるラインナップ
・「BMW M5 Limousine」をチューンした「HM550M Limousine」(1195.0万円)
・SUV「X5」がベースの「HMX550」(1395.0万円)
・「Z8 ロードスター」をチューンした「HMZ850 Roadstar」(1695.0万円)
ハルトゲに関するお問い合わせは、「ハルトゲジャパン」(電話045-938-5111)、またはホームページhttp://www.hartge.co.jp/まで。

撮影協力 ツナシマモータース


(補足説明)
ヘルベルト・ハルトゲ社は、1971年にBMWの販売と修理を行う会社として、ドイツの地方都市メルツィヒに設立された。3年後にベッキンゲンに移転。現在、5000平方メートルの工場と、2000平方メートルの倉庫を構え、25人の熟練工が、開発・デザイン・製造を行う。ハルトゲの特徴はチューンされたハイパワーエンジンにある。1991年にはルノー社の依頼を受けて、5ドアハッチバックモデル「サフラン」をベースにしたサロンカーの開発を行い、1994年から1996年半ばまで、3リッターV6で262psを発生するエンジンを積んだ「サフラン ビトゥルボ」にエンジンを供給するなど、BMWチューニング以外の分野でも活動する。

(webCG 大澤)

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