横浜ゴム、ミニバン用新タイヤ発表

2001.12.12 自動車ニュース

横浜ゴム、ミニバン用新タイヤ発表

2001年12月11日、横浜ゴムはミニバン用タイヤ「DNA map-RV」と、ローダウンやドレスアップ車向けの「DNA map i」という、2つの新商品を発表した。販売開始は、「map-RV」が2002年1月15日、「map i」は3月15日から。


発表会で挨拶を述べた、富永靖雄代表取締役

1998年に発表された横浜ゴム「DNAシリーズ」は、グリップや快適性に加えて、転がり抵抗を少なくし省燃費としたのがウリのタイヤ。今回発表された「DNA map」シリーズは、拡大するミニバン用タイヤ市場と、ドレスアップやローダウン化志向のユーザー増加を受けて開発されたものという。サイズは、「map-RV」が60から70の全17種類、「map i」は40から55の全17種類。価格はオープン価格となる。

「DNA map」最大の特徴は、ころがり抵抗を低減し、低燃費化を推しすすめたこと。横浜ゴムが新開発した「合体ゴム II」と呼ばれるコンパウンドを採用したことにより、従来品の「アスペックMV」に較べ、9%抵抗が減少したという。また、タイヤ外側のブロックを教化したことにより、タイヤ寿命を従来比で21%向上させた。

加えて、ミニバン用の「DNA map-RV」には、タイヤ面の左右でパターンが異なる、非対称トレッドパターンを採用した。一般的に重心が高めのミニバンは、コーナリング時にタイヤの外側に高い負荷がかかるため、偏摩耗が起こりやすいという。これを回避するため、タイヤの内側と外側のトレッドパターンを変え、外側の耐久性を向上させた。
ローダウン向けの「map i」では、ローダウン化により引き起こされるネガティブキャンバー(真後ろから見ると、左右のタイヤが「ハ」の字になる状態)によって起こる偏摩耗に対応させるため、やはり非対称トレッドパターンを採用したという。

発表会で挨拶した、横浜ゴム代表取締役社長、冨永靖雄氏は「性能と、静粛性や快適性を同時に向上させた。究極のタイヤへ一歩近づいた」と述べた。他のタイヤメーカーもミニバン用タイヤや、ドレスアップ用ロープロファイルタイヤを発表するなか、横浜ゴムは「環境性能」で他社との差別化をはかる。

(webCG 大澤)

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