ホンダ「シビックハイブリッド」発売

2001.12.18 自動車ニュース

ホンダ「シビックハイブリッド」発売

本田技研工業は、4ドアセダン「シビックフェリオ」をベースに、同社のハイブリッドシステム「IMAシステム」を搭載した、「シビックハイブリッド」を、2001年12月14日に発売した。価格は、209.0万円。トヨタのハイブリッドセダン「プリウス S」より9.0万円安い。

■リッター29.5km

「シビックハイブリッド」は、1999年9月に発売された「インサイト」に次ぐ、ホンダのハイブリッドカー第2弾だ。インサイトで採用したハイブリッド機構「IMA(インテグレーテッドモーターアシスト)システム」を進化させた、その名も「新Honda IMAシステム」を搭載、環境性能の向上を図った。ジマンの燃費は、カタログ値でリッター29.5km(!)。「5人乗り量産ガソリン車として世界最高となる超低燃費」(プレスリリース)を実現したという。ちなみにプリウスの燃費は、リッター29.0kmである。

パワーユニットは、「フィット」に搭載される低燃費型の1.3リッター「i-DSI」ガソリンエンジンと、電気モーターの組み合わせ。トランスミッションは、インサイトでも採用された無段変速機(CVT)「ホンダマルチマチックS」だ。
発進時などエンジンへの負荷が大きい場合はモーターがアシスト、負荷の少ない一定速度での巡航減時にはエンジンのみ、減速時には回生ブレーキによって電気エネルギーを回収し、バッテリーに蓄電する、という仕組みである。

1.3リッターエンジンは、最高出力86ps/5700rpm、最大トルク12.1kgm/3300rpmを発生。1気筒あたり2本の点火プラグで混合気の燃焼をコントロールするとともに、リーンバーン化。また、ホンダ得意の「VTEC」を、気筒体止用に応用。減速時には、4気筒のうち3気筒を体止状態にすることを可能とした。これにより、減速時にエンジンブレーキで失われるエネルギーの損失を抑え、より効率的なエネルギーの回生ができるという。

発展型「IMAシステム」は、全体に高効率化、コンパクト化が図られた。特にニッケル水素バッテリーは、蓄電効率を高めたことで容積を3割削減できたという。その結果、PCU(パワーコントロールユニット)とバッテリーがリアシート背面に収納可能となった。トランクルームには、9インチゴルフバッグが4個収まる。
モーターは従来モデルとほぼ同じサイズだが、内部の機構の見直しでアシストトルク、回生トルクとも30%高めた。モーター自体の最高出力は10kW/4000rpm、最大トルク5.0kgm/1000rpmとなる。
また触媒機能も強化され、国土交通省の排ガス基準で最高レベルとなる「超―低排出ガス」認定を取得した。

(webCG 有吉)

本田技研工業「シビックハイブリッド」:
http://www.honda.co.jp/auto-lineup/civic-hybrid/

 
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