ダイハツ「ストーリア」マイナーチェンジ
2001.12.25 自動車ニュースダイハツ「ストーリア」マイナーチェンジ
ダイハツ工業は、エントリーモデル「ストーリア」をマイナーチェンジし、2001年12月19日に発売した。
「新1000ccスタイル」をテーマに、1998年2月にデビューした“リッターカー”、「ストーリア」。2000年5月には1.3リッターエンジンが加わり、同社のエントリーモデルしての地位を着々と築いてきた。クループ企業、トヨタ自動車には「デュエット」の名でOEM供給もされている。
今回のマイナーチェンジの眼目は、内外装の一新、新型の1.3リッターエンジンの追加、環境性能の向上である。
外観上の変更のテーマは、「安定感、安心感、上質感」。新デザインのフロントグリル、ヘッドランプ、前後バンパーなどを採用、「宇宙人顔」がちょっと精悍になった。フロント意匠変更にともない、全長が従来比30mmプラスされ、車格感の向上を図った。ボディ色は、2種の新色「シルバーメタリックオパール」「ライトローズメタリック」を含む全7色を用意する。
内装においては、インストルメントパネル、センタークラスター、ヒーターコントロールパネル、ドアトリムを変更し、上質感、広々感を出したという。
エンジンは、1リッター「EJ-VE型」(64ps、9.6kgm)、1.3リッター「K3-VE2型」(110ps、12.8kgm)に加え、街乗り重視型の1.3リッター「K3-VE型」(90ps、12.6kgm)がラインナップされた。
環境面では、ダイハツ独自の排出ガス浄化触媒「TOPAZ触媒」の採用により、一部グレードを除く2WD車で「超−低排出ガス車」の認定をうけた。
価格は、1リッターモデルが「CL」(2WD/5MT)の91.2万円から「1.0CX」(4WD/4AT)の135.8万円まで、1.3リッター版は、「1.3CX」(2WD/5MT)の120.8万円から「Touring」(4WD/4AT)の160.3万円まで。
(webCG 有吉)
ダイハツ工業「ストーリア」:
http://www.daihatsu.co.jp/storia/index.htm
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