さよならシルビア

2002.01.28 自動車ニュース

さよならシルビア

2002年1月24日、日産自動車は、2ドアクーペ「シルビア」を、2000年度排出ガス規制の生産猶予期限が切れる8月初旬に生産を中止すると発表した。

1988年に発表された先々代モデル「イチサン」シルビアは、当初はデートカーとして、中古車の値がこなれた90年代後半には峠御用達FRクーペとして一世を風靡した。現行S15シルビアは、1999年にデビュー。ラグジュアリー化して失敗した先代を鑑みて、締まったボディをもってスポーツ路線に復活した。が、ミニバン全盛の時代の波にはあらがえず、近年は販売低迷著しかった。そのため(?)、可変バルブタイミング&リフト機構をもつ最強の「SR」ターボユニットを、あろうことかライトクロカン「エクストレイル」に奪われるしまつ……。

「イチゴー」シルビアは、NAユニットを積む「spec-S」(165ps)、ターボ版「spec-R」(250ps)とも、空力パーツを付けた「AERO」(207.0/256.0万円)、プロジェクターヘッドランプ、フォグランプ、アルミ製ペダルなどが奢られた「Lパッケージ」(198.0/249.0万円)、中堅グレード「Vパッケージ」(188.0/239.0万円)にグレードを統合して、最後の奉公に励む(価格は、いずれも5/6MT車)。
今回設定された「Vパッケージ」は、淡い青地にオレンジのドットが散らされたパンチングスウェード調トリコットを用いた専用フロントシート地&ドアトリム、MD・CD一体型ラジオ、プライバシーガラス、キセノンヘッドランプなどを標準装備しつつ、価格を抑えたお買徳モデル。

なお、“通”向けのクルマとして、シルビア「オーテックバージョン」もカタログに残る。200psのNAエンジンに、6段MTを組み合わせたものだ。228.0万円。

(webCGアオキ)

日産自動車「シルビア」:
http://www.nissan.co.jp/SILVIA/S15/0201/index.html

 
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