【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

2002.02.08 自動車ニュース
 
【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

本田技研工業は、新型の軽自動車「That's(ザッツ)」を2002年2月7日に発表、翌日に発売する。



 
【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

■『あれだッ。』

2002年1月まで3ヶ月連続「新車販売ランキング」1位の座につく「フィット」を筆頭に、2001年10-12月期の連結決算で第3四半期における過去最高益をあげた、絶好調のホンダ。そのニューモデルである「That's」は、「ライフ」のプラットフォームをベースとした、「シンプルで使いやすく、スマートで個性的な新提案型マルチワゴン」(プレスリリース)。第35回東京モーターショーに、「w.i.c(what is a car?)」の名で参考出品されたものの市販モデルである。
ターゲットは30代前後の若者。機能や性能ではなく、「使う人が気軽に使える心地よさ」(広報資料)をカタチにしたというコンセプトは、今年1月にデビューしたスズキ「ラパン」のそれと似ている。



 
【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

賛否両論ありそうなネーミングの由来は、「若い人たちの日常生活の中で、お気に入りのモノを選ぶような感覚でクルマも選んでほしい。そんなクルマと人との新しいつきあい方の提案として『あれだッ。』と思わず言ってしまうような親しみを持てる存在のクルマになれば、という気持ちを込めました」(以上、プレスリリース)。

エンジンは、660ccのNAとインタークーラー付きターボの2種類。FFと4WDを用意する。トランスミッションはコラムシフトの3ATのみだ。



 
【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

■ボディカラー、全14タイプ

エクステリアは、「ラウンドスクエアデザイン」と呼ばれる、角に丸みを持たせた箱型デザイン。立ち気味のピラーとも、「eKワゴン」「ラパン」などと共通する、軽デザインのトレンドだ。神は細部に宿る。細目のフロントランプやグリルが、That'sらしい部分といえようか。

ボディサイズは、全長×全幅×全高=3395×1475×1620mm、ホイールベースは2360mm。他メーカーが軒並み車高を落とすなか、“適度なハイト”で先行したホンダは、逆にライフより15mm車高を高くした。



 
【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

ボディ色は、基調となる「スタンダードカラー」7色と、前後バンパー/サイドシルガーニッシュに別色を与えるオプション「ポップカラーコンポーネント」7色、全14タイプを用意する。

「自分の時間を大切にしたくつろぎのスペース」を謳う室内は、シンプルなつくり。小さめの丸いメーターには、速度計、タコメーターやそしてシフトインジケーターなどが配される。「デスクトップインパネ」と呼ばれるテーブルをイメージしたインパネ部分。メタリック塗装を施した表面にある、ポツポツとした小さな穴がアクセントをつける。
中央には、AM/FMチューナー付きCDプレーヤー(MDプレーヤー+6連奏CDチェンジャーはオプション)、エアコン吹き出し口と各レバーなどが設置される。
シートは、前席にセパレート、後席は9段リクライニング機構付きの5:5分割可倒式を採用。背もたれを倒せば、いわゆる「フルフラットシート」が完成する。荷室の容量は、通常時で182リッター(VDA方式)だ。



 
【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

パワーユニットは、ライフと同じ「E07Z型」の直3SOHC12バルブ。NAエンジンは52ps/7200rpm、6.2kgm/4500rpm、力強さと滑らかさがウリのインタークーラー付きターボは64ps/6000rpm、9.5kgm/4000rpmと、アウトプットはライフと変わらない。
足まわりは、前マクファーソンストラット、後は車軸式(FF)とド・ディオン式(4WD)、ブレーキは前ディスク、後ドラムとなる。



 
【Movie】ホンダの新型軽、名前は「That's」

■103.4万円から

グレードは、NAエンジン搭載の「That's」とターボ「That's TURBO」の2種類。FFと4WDを入れて全4タイプというシンプルな構成となる。

That's
FF 103.4万円
4WD 115.4万円
That's TURBO
FF 116.9万円
4WD 128.9万円

ちなみにNA+4ATのみの「ラパン」は、95.0-122.0万円。若者系箱型軽対決、軍配はどっちに上がるか?

なおホンダは、That's発売に合わせ、意欲策ながら市場に受け入れられなかったミドシップ軽「Z」の生産中止を発表。「オルティア」「キャパ」「S-MX」もラインナップから姿を消すことになった。合掌。

(webCG 有吉)

本田技研工業「That's」開発責任者の繁浩太郎氏にお話を伺いました。(撮影=カネヨシ)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

ザッツの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • ホンダN-ONE Premium Tourer・LOWDOWN(FF/CVT)【試乗記】 2015.8.24 試乗記 全高が65mm下げられた「ホンダN-ONE」の「LOWDOWN(ローダウン)」に試乗した。スポーティーな外観を得て、立体駐車場にも入るようになったローダウンだが、逆に失ったものはないのだろうか?
  • ホンダN-ONE Premium Tourer 2トーンカラースタイル(FF/CVT)【試乗記】 2013.1.16 試乗記 ホンダN-ONE Premium Tourer 2トーンカラースタイル(FF/CVT)
    ……154万5000円

    ちょっとレトロな表情を見せる、ホンダの軽乗用車「N-ONE(エヌワン)」。そのクルマとしての仕上がりは? 巨匠 徳大寺有恒が確かめた。
  • 「ホンダN-ONE」に「N360」生誕50周年を記念した特別仕様車 2016.11.10 自動車ニュース 本田技研工業は2016年11月10日、軽乗用車「N-ONE」に特別仕様車「SS(スズカスペシャル)ネオクラシックレーサーパッケージ」を設定し、11月11日に発売すると発表した。価格は179万8000円で、2017年10月31日までの生産分で受注終了となる。
  • ホンダ・シビック Siプロトタイプ 2016.11.24 画像・写真 本田技研工業はロサンゼルスショー2016(開催期間:2016年11月14日~27日)で、北米向け新型「ホンダ・シビック」シリーズのスポーティーモデル「シビック Siプロトタイプ」を展示している。
  • マツダ・ロードスターRF VSプロトタイプ(FR/6AT)【試乗記】 2016.11.19 試乗記 「マツダ・ロードスター」に、スイッチひとつでルーフが開閉する電動ハードトップモデル「RF」が追加された。開発者のこだわりがつまったリトラクタブルハードトップの出来栄えと、ソフトトップ車とは一味違う走りをリポートする。
ホームへ戻る