CART開幕戦、ダ・マッタ優勝

2002.03.11 自動車ニュース

CART開幕戦、ダ・マッタ優勝

CARTの2002年シーズン開幕戦「モンテレーGP」決勝が、2002年3月10日、メキシコのファンディドラパーク(3.385km)を85周して行われた。優勝は、トヨタエンジンを駆るクリスチアーノ・ダ・マッタ(ローラ/トヨタ、写真)。昨年に続く同地2連勝、昨年第20、21戦から数えて3連勝を飾った。
高木虎之介(レイナード/トヨタ)は14位、中野信治(ローラ/ホンダ)は15位だった。

■新ルール、評価は上々

シリーズのあり方をめぐり揺れに揺れた2001年のCART。今シーズンは、新しいボス、クリス・プークの指揮のもと、いくつかの新しいルール改定が行われた。
技術面では、ターボの過給圧が37インチから34インチまで引き下げられ、パワーダウンが図られた。またホイールスピンを抑止するトラクションコントロールが、F1同様、解禁となった。
さらに予選方式も一変。金曜、土曜に1時間ずつのセッションを行い、それぞれでトップタイムをマークした2人が、最後にポールポジション争い(つまりチャンピオンシップポイント1点争い)を繰り広げるというものになった。トップ2人以外は、両日のベストタイムをもってスターティングポジションが決まる。この新予選方式は、予選を2グループに分け行う方法より「ずっとフェアになった」(ダリオ・フランキッティ)と、高い評価を得ている。また燃費対策として、決勝レース中の連続周回数に制限が加えられたのも新しい点だ。

■波に乗るダ・マッタ

決勝日、製鉄所跡のファンディドラ公園に造られた、12のコーナーをもつコースには、9万5000人の観客が集まった。
ポールポジションは、中野信治のチームメイトで開催地メキシコの“ヒーロー”、エイドリアン・フェルナンデス(ローラ/ホンダ)。しかし、序盤14周をリードするも、ブレーキとハンドリングに問題が発生し、結局13位でレースを終えた。

27歳のブラジル人、ダ・マッタは、5番手からスタートし32周目にトップを奪取。終盤にかけて、周回遅れによる渋滞やコーションにより、後続車との差が縮まることがあったが、85周レースのうち、52周をリードし続け、勝利をつかんだ。昨年から数えて3連勝、ダ・マッタ絶好調である。
2位にはダリオ・フランキッティ(レイナード/ホンダ)、3位はダ・マッタのチームメイト、クリスチャン・フィッティパルディ(ローラ/トヨタ)が入った。

全20戦が予定される2002年CARTシリーズ。次の第2戦は4月14日、ロングビーチ。ツインリンクもてぎは第3戦(4月27日決勝)だ。

(文=webCG 有吉/写真=トヨタ自動車)

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