チームゴウ、アウディでルマンへゴー!

2002.03.26 自動車ニュース

チームゴウ、アウディでルマンへゴー!

アウディのルマンマシン「R8」で、2002年6月15日から開催される第70回ルマン24時間レースに参戦する「アウディ スポーツ ジャパン チームゴウ」は、2002年3月25日、体制発表会を都内で開いた。




■プライベートチームにとって、またとないチャンス

「アウディ スポーツ ジャパン チームゴウ」は、1997年からルマン24時間レースに参戦している「チームゴウ インターナショナル」とアウディジャパンが手を組んだ、カスタマーチーム。オーナー兼監督は郷和道氏が務める。
マシンは、2000、2001年とルマン2連勝のアウディR8。ステアリングを握るのは、昨年ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した荒聖治と、2000年に日本人として初めてアメリカンルマンシリーズ(ALMS)ワークスドライバーとなった加藤寛規、そして過去4回ルマンを制したベテラン、ヤニック・ダルマスの3名。2002年2月から、山口県のMINEサーキットを中心に、精力的なテストをこなしているという。


写真上:1999年にルマンでデビューした「アウディR8R」をベースとする「R8」。2000年1-2-3位、2001年1-2位という輝かしい成績に加え、アメリカンルマンシリーズ(ALMS)でもシリーズタイトルを獲得。強力なライバルが不在とはいえ、現在最強のマシンであることに変わりはない。
写真中:ステアリングを握る3名。左から、加藤寛規、ヤニック・ダルマス、荒聖治。
写真下:チームオーナー兼監督の郷和道氏。

郷監督率いる「チームゴウ」は、1997年にマクラーレンF-1 GTR、1999年BMW V12LM、2000年ペイノズLMP-1でルマンに挑戦。2000年は、プライベートチームとして最高位の6位と8位に入る快挙を遂げた。
郷監督は発表会の席上、近年プライベートチームを取り巻く環境についてコメントした。「以前は、普通ならもつはずのないマシンを24時間走らせることがポイントで、ここにプライベートチームが入り込む余地があった。最近は、マシンの性能、信頼性が飛躍的に伸び、プライベートチームが上位に入ることが難しくなった」。ゆえに、現在最強のマシンであるアウディR8を手に入れたことは、勝ちを狙う上で重要なのだ。「2000年の成績を上回るには、どうしてもいいマシンが必要。アウディR8で出場できることは、プライベートチームにとって、またとないチャンスだ」と、郷監督は意気込身を見せる。

ソフト面では、ダルマスの参加が大きい。元F1ドライバーであり、ルマンでは1992年プジョー、1994年ポルシェ、1995年マクラーレン、1999年BMWと、様々なマシンで勝利を飾った経験をもつ耐久レースの“雄”は、「メカニック、ドライバー、チームが一丸となってレースに臨みたい」と抱負を語った。

アウディは、「アウディ スポーツ ジャパン チームゴウ」のほか、ワークスのR8マシン3台で、ルマン3連勝を狙う。

(webCG 有吉)

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