新型ベントレー「アルナージR」デビュー

2002.03.27 自動車ニュース

新型ベントレー「アルナージR」デビュー

ベントレーモーターズジャパンは、超高級サルーン「アルナージ」の新型モデル「アルナージR」の予約受け付けを、2002年3月25日から開始すると発表した。2785.0万円。販売は同年7月から。

現在、ベントレーは、4ドアサルーンの「アルナージ」、2ドアクーペの「コンチネンタル」、オープンモデルたる「アズール」でラインナップが構成される。
アルナージは、ロールスロイス「シルバーセラフ」の姉妹車。ただしエンジンは、BMW製V12を搭載するシルバーセラフに対し、こちらは伝統の6.75リッターV8 OHVにターボを装着したものだ。

2002年1月、アルナージの「シリーズ2」モデル、450psの「アルナージT」(2995.0万円)がデビュー。「アルナージR」はシリーズ2の第2弾にあたる。「T」より若干ソフトなモデル、という位置付けで、「アルナージ・レッドレーベル」の後継モデルにあたる。リアのトランク一体型スポイラーが、控えめな識別点だ。

ベントレー伝統のV8ターボは、アルナージTのものを改良およびデチューン。最高出力400bhp/4000rpm、最大トルク85.2kgm/3250rpmを発生。慣性質量の小さい2基のターボチャージャーを採用し、シャープなレスポンスを実現したという。メーカー公表の最高速度は248km/h、0-60mphは5.9秒だ。
従来のアルナージと同じ4段ATを介し、後輪を駆動する。

シャシー面でのレッドレーベルとの違いは、サスペンションのスプリングをわずかに柔らかくする一方、フロントのアンチロールバーを太くし、さらにリアにも追加したこと。これにより、コーナリング時のボディの動きを的確にコントロールできるようになり、快適性の向上が図られたという。アンチスピンデバイスたる「ESP」の搭載もニュースだ。

装備面では、コノリーレザー、ウィルトンカーペットなどをインテリアに多用。さらに自動室内温度調節、ヒーター内蔵の電動シート、クルーズコントロール、ボディ前後に備わるソナーなどを標準装備する。安全装備は、前後席SRSエアバッグ、プリテンショナーとウェビングロック機構の付いた前席シートベルトなど装着する。

プレスリリースは、以下の文章で締めくくられていた。

個人注文部門の優れた技術者たちのお陰で、ベントレーはカストマーのどのような希望にも、どのような特別仕様の注文にも応じることができます。ベントレーの技術者たちは、クルーの工場で世代を越えて受け継がれてきた優れた技術で、車の中でも仕事をする必要のある重役たちのために、膨大なウッドや皮革のリストから選定した素材を使用しつつ、完全な機能を備えたオフィスを車内に作り上げることさえできるのです。

(webCG 有吉)

「Bentley Motors」:
http://www.bentleymotors.co.uk/

 
新型ベントレー「アルナージR」デビューの画像

関連キーワード:
アルナージベントレー自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • ベントレー・ベンテイガV8(4WD/8AT)【試乗記】 2018.6.1 試乗記 ベントレー初のSUV「ベンテイガ」のラインナップに加わった4リッターV8モデルが日本に上陸。W12とのパワー差は58ps。その走りには、どんな違いがあるのか? 2台を比較し、「V8」を選ぶ理由について考えた。
  • メルセデス・ベンツG500(4WD/9AT)/メルセデスAMG G63(4WD/9AT)【海外試乗記】 2018.5.15 試乗記 ヘビーデューティーSUV「メルセデス・ベンツGクラス」が1979年のデビュー以来、初のフルモデルチェンジ! スクエアなデザインを受け継ぎながらも、フロントサスペンションなどは大幅に刷新された。軽やかで強烈な走りを報告する。
  • ベントレー・コンチネンタルGT(4WD/8AT)【海外試乗記】 2018.5.28 試乗記 新世代プラットフォームを基に開発された、第3世代の「ベントレー・コンチネンタルGT」にオーストリアで試乗。ベントレーの伝統を継承しつつ革新的な進化を目指したという新型は、驚くほどシャープなモデルに仕上がっていた。
  • マツダ・アテンザ【開発者インタビュー】 2018.5.26 試乗記 現行型「マツダ・アテンザ」が、デビュー6年目にして4回目の改良を受けた。過去に例を見ないほどの“ビッグマイナーチェンジ”は、なにを意図してのものなのか? マツダのフラッグシップモデルを進化させるという重責を担った、主査の脇家 満さんに話をうかがった。
  • ランボルギーニ・ウルス(4WD/8AT)【海外試乗記】 2018.5.11 試乗記 ランボルギーニ初の“スーパーSUV”「ウルス」に試乗。新しいタイプのファイティングブルには、ほかの高性能SUVとは違った持ち味があるのか。その走りをサーキットから一般道、オフロードまで、さまざまな道でチェックした。
ホームへ戻る