マツダ、社長交代

2002.04.22 自動車ニュース
 

マツダ、社長交代

2002年4月19日、マツダは、マーク・フィールズ現社長にかわり、ルイス・ブース顧問が次期社長に内定したと発表した。6月下旬の定時株主総会および取締役会で正式決定される予定という。


【写真上】若きフィールズ社長は、フォード高級ブランド群の長へ。
【写真下】マツダの次期社長、ルイス・ブース氏。
 

■フォードの人事シャッフル

1961年生まれ、現在41歳のフィールズ社長は、1998年8月、フォードアルゼンチンS.A.のアシスタントマネージングディレクターから、フォード傘下のマツダに赴任。販売・マーケティング領域を担当した後、1999年12月に代表取締役社長に就任した。
マツダを去った後の役職は、フォード・モーター・カンパニーグループのバイスプレジデント(グループ副社長)、プレミア・オートモーティブ・グループ(PAG)担当。つまり、ジャガー、リンカーン、ボルボ、ランドローバー、アストンマーチンといった高級ブランドを統括する任に就く。

一方、今までPAGを率いてきた、元BMW重役のウォルフガング・ライツレ氏は、来月で同職を去り、世界最大のフォークリフトメーカー、独リンデ社のチーフエグゼクティブに就任する。一部では、ライツレ氏の移動は、昨年10月のジャック・ナッサー フォード社長更迭で生じた、フォードとライツレ氏との緊張関係の結果とも見られている。

なお、PAGの管轄下に、F1「ジャガーレーシング」チームがあるというのは、ファンの方ならご存知だろう。ライツレ氏は、元F1チャンピオンのニキ・ラウダ氏をチームボスに任命。当面は、フォードのプレミア・パフォーマンス・ディビジョンを統括するリチャード-パーリー・ジョンズ氏を間に挟みつつチーム運営が行われるという。

マツダの新社長、ブース氏は1948年生まれ。1996年にフォードに入社、フォード・オートモーティブオペレーションズ・ビークルオペレーションズ・プログラムオペレーションズ・マネージャーやフォードアジアパシフィック・アフリカアンドテクニカルスタッフスなどを歴任した。2002年3月にマツダ顧問コーポレートストラテジー担当に就任。6月からはマツダの長として、フィールズ社長が打ち立てた「ミレニアムプラン」を引き続き実行するという。

(webCG 有吉)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。