【Movie】トヨタの新型車、その名は「ist」

2002.05.09 自動車ニュース
 
【Movie】トヨタの新型車、その名は「ist」

【Movie】トヨタの新型車、その名は「ist」

トヨタ自動車は、新型のコンパクトハッチ「ist(イスト)」を、2002年5月8日に発売した。



 
【Movie】トヨタの新型車、その名は「ist」

■若者向けヴィッツ

「本日ご披露いたします新型車“ist”は、この5月の風のようにハツラツとした若者のモビリティライフに応える、最上のコンパクト車を念頭に開発しました」。
発売日に開かれた発表会で、トヨタ自動車の張富士夫社長がこう説明したistは、1999年1月にデビューしたベストセラー「ヴィッツ」のプラットフォームに、「見るたびにわくわく、ドキドキしていただけるデザイン」(張社長)の内外装を与えたハッチバックモデル。いわば若者向けヴィッツである。

1.3リッターと1.5リッター、2種類の直4ユニットや、4段AT「SuperECT」、FFに加えフルタイム4WDを用意するなど、機関面はヴィッツのものを流用した。5ドアのみで、価格は118.0万円から165.0万円まで。
ちなみに、ネーミングは、「stylist、artistなど、〜の演出家、創作家といった“〜をする人”をあらわす接尾辞」(プレスリリース)からとられた。



 
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デビューから3年以上たったヴィッツは、先ごろ国内販売累計50万台を達成した。しかし、2001年6月発売のホンダ「フィット」、2002年3月にデビューした日産「マーチ」と強力なライバルが出現。2002年3月の新車登録台数をみれば、ヴィッツ1万8025台に対し、フィットは2万4847台と勢いが違う。新しい衣をまとった「ist」で20-30歳代の若年層を取り込み、コンパクトモデルの販売増に弾みをつけたいところだ。月間の目標販売台数は7000台。



 
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■張り出したホイールアーチ、光る収納ボックス

エクステリアは、大きく張り出したホイールアーチ、そこに収まるのは、ヴィッツよりひとまわり大きい(1.3リッター)15インチタイヤ。横桟のワイドグリルは、ヴィッツよりややシャープな造形を与え、力強さを出したという。リアにまわりこむサイドのウィンドウグラフィックもジマンだ。
インテリアは、グレー系にまとめられる。アナログ式のセンターメーター、その下に備わる四角く張り出したオーディオ、銀色に縁取りされたエアコン吹き出し口などで差別化を図った。
エアコン調節スイッチの下にある、「ist」ロゴが入ったスケルトンハッチを開けると、CDなら6枚、MDなら20枚を入れられる収納ボックスが出現。しかもドアを開けると、ルームランプと連動し、収納部の内側がオレンジ色に光る(!)という仕掛け付き。ヤングなお客様を喜ばせる。



 
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ボディサイズは、全長×全幅×全高=3855×1695×1530(4WDは1535)mm、ホイールベースは2370mm。張り出したホイールアーチにより、ヴィッツと較べ215mm長く、35mm幅広くなった。また高さは30mmプラスされた。車重は、1000から1100kgと、ヴィッツよりわずかに重い。
1.3リッター「2NZ-FE」エンジンは、最高出力87ps/6000rpm、最大トルク12.3kgm/4400rpmを発生。2WDのみ設定される。一方の1.5リッター「1NZ-FE」は、2WDが109ps/6000rpm14.4kgm/4200rpm、4WDは105ps/6000rpm、14.1kgm/4200rpmとなる。

価格は以下の通り。
1.3F(1.3リッター/FF)118.0万円から130.0万円
1.5S(1.5リッター/FF)142.0万円から147.0万円
1.5F/1.5S(1.5リッター/4WD)140.0万円から165.0万円

光る収納ボックスは、「イルミネーテッドマルチボックス」と呼ばれる。

 
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■ウェルキャブ仕様もあります

安全性はウリのひとつ。トヨタ独自の衝突安全ボディ「GOA」を進化させ、重量の異なる車両との衝突における乗員保護性能、いわゆるコンパティビリティの向上を図った。加えて、EBD(電子制御制動力分配システム)付きABS、デュアルSRSエアバッグなどを標準で装備する。

グレードは、1.3、1.5それぞれにベーシックな「F」と、前後スタビライザー、マフラーカッター、本革巻きステアリングホイールなどを与えスポーティさを演出した「S」を用意。さらにFには、装備を簡略化した「Eパッケージ」と、オートエアコンや収納スペースを充実させた「Lエディション」が加わり、SにはLエディションのみが追加設定される。

なお、身体の不自由な方や高齢者を対象とした福祉車両「ウェルキャブ」も同日発売。助手席の乗降性を高めた「助手席回転スライドシート車」(132.0万円から172.0万円)と「助手席リフトアップシート車」(148.0万円から188.0万円)、足の不自由な方が手だけで運転できるようにした「フレンドマチック取付用専用車」(129.4万円から156.4万円)がラインナップされる。

(webCG 有吉)


トヨタ自動車の張富士夫社長。「本日ご披露いたします新型車“ist”は、この5月の風のようにハツラツとした若者のモビリティライフに応える、最上のコンパクト車を念頭に開発しました」。
 
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【Movie】ist発表会

■その1:「社長の張でございます」


■その2:「クラッシュテスト」

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