【ルマン24時間】アウディが予選で暫定ポール

2002.06.13 自動車ニュース

【ルマン24時間】アウディが予選で暫定ポール

ルマン24時間レースが、2002年6月15日、フランス西部のルマン市で開催される。今年で70回を迎える伝統の耐久レースは、6月10日の車検で開幕。12日には予選が行われ、大本命のアウディ「R8」が1-2位と好調な出だしを見せた。
スターティンググリッドは、13日夜の最終予選セッションをへて決まる。

■史上初の“三人衆”ハットトリックに向けて

優勝の最有力候補、アウディは、3年目の「R8」改良版を4台投入する。12日の予選でトップタイム、3分30秒347をマークしたのは、カペッロ/ハーバート/ペスカトーリ組。2000年、2001年と2連勝中のビエラ/ピッロ/クリステンセン組は2位につけ、史上初の同一ドライバーによる“ハットトリック”達成に向け好スタートをきった。
アウディ勢唯一のプライベーター、郷和道監督率いる「アウディ・スポーツ・ジャパン・チームゴウ」は、3分38秒129で11位。荒聖治、加藤寛規、そして過去4回ルマンを制したベテラン、ヤニック・ダルマスにステアリングが託される。

■童夢が3位!

日本のシャシーメーカー、童夢「S101」は3位。ラマース/ヒルブラント/コロネル組がアウディの牙城の一角を切り崩した。5月に行われた公式テストにおいて、長いストレートの手前ミュルサンヌで340km/hオーバーをマークするなど、速さには自信アリ。2001年は2台ともリタイアしただけに、今年こそはと期待がかかる。
もう1台、近藤真彦らがステアリングを握る「Kondo Racing」は23位だ。

■打倒アウディ

BMWに捨てられた(!?)MG(ローバー)は、昨年に引き続き今年も参戦。ブランデル/ベイリー/マッカーシー組(すべて英国人ドライバー)が「MG-Lola EX257」で5位と健闘している。

クライスラーと袂をわけた名門チームORECAは、イタリアのダッラーラ製シャシーにジャドV10エンジンを積んで戦う。サラザン/モンタニー/ミナシアン組のタイムは3分34秒053で6位、ベレッタ/ラミー/コマス組が7位。

今年で3年目のキャディラック「ノーススターLMP-2」は、テイラー/アンジェレッリ/タンソー組が8位、レート/ベルナール/コラード組は12位。過去2年の最高位は2001年の15位とやや寂しいキャディラックにとって、今年は結果を残さなければならない正念場となるだろう。

昨年、71年ぶりのルマン復帰で堂々3位入賞をとげたベントレー「EXP Speed 8」は、ウォレス/ライツィンガー/ヴァン・デ・ポール組が3分38秒036で10位だ。

■日本勢の活躍

元F1ドライバーの片山右京は、クラージュを駆っての挑戦、3分47秒850で19位につけた。日本の“ミスタールマン”ことベテラン寺田陽次朗は、WRシャシー+マツダのロータリーエンジンで32位。急遽フェラーリで参戦が決まったF1「BARホンダ」のテストドライバー、福田良は48位だ。

■GTSクラス、フェラーリがトップ
GTSクラスではプロドライブチームのフェラーリ550マラネロが3分56秒730で1位(総合28位)、コーヴェットC5-Rがすぐ後ろに続く。

(webCG 有吉)

 
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