【Movie】メルセデスベンツの新型「Eクラス」デビュー

2002.06.14 自動車ニュース
 
【Movie】メルセデスベンツの新型「Eクラス」デビュー

【Movie】メルセデスベンツの新型「Eクラス」デビュー

ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツのアッパーミディアムクラスセダン「Eクラス」を7年ぶりにフルモデルチェンジし、2002年6月13日に発表、同日販売を開始した。


ダイムラークライスラー日本の、ハンス・テンペル社長
 
【Movie】メルセデスベンツの新型「Eクラス」デビュー

■目玉は「SBC」と5リッターV8

「新型Eクラスは、ラグジュアリークラスにおける標準の定義を新たにし、エンジニアリング分野において高い地位を占めるクルマです」。発売日に都内で行われた発表会の席上、ダイムラークライスラー日本のハンス・テンペル社長は、新型「Eクラス」をこう称した。

1995年にデビューした先代「Eクラス」は、コストを念頭に研究、開発、生産された最初の“ベンツ”として知られる。それまで高級メーカーだったメルセデスが、“普通の自動車メーカー”となった、歴史的(?)なモデルは、これまで約140万台が生産された。
7年ぶりにフルモデルチェンジした7代目は、最新技術を盛り込み、操縦性、快適性、安全性の向上を図った。目玉は、高級オープン「SL500」で先行採用した、電子制御のブレーキシステム「SBC」(センソトロニックブレーキコントロール)と、フラッグシップ「Sクラス」と同じ5リッターV8エンジンだ。



 
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今回日本に導入されるのは、2.6リッターV6 SOHCエンジン搭載の「E240」(605.0万円)、3.2リッターV6「E320アバンギャルド」(710.0万円)、そして5リッターV8 SOHCを載せる最上級「E500アバンギャルド」(870.0万円)の3種類。トランスミッションは先代同様、シフターを左右することでシフトできるティップシフト機構がついた5段オートマチックのみ。左右ハンドルが選べる。

なおワゴンモデルは、引き続き先代Eクラスが販売される。



 
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■「シャシーはエンジンよりも速く」

先代同様、フロントランプは丸目4灯。新型では傾斜をやや強め(ツリ目)にし、よりダイナミックに仕立てたという。ヘッドランプからAピラー、ルーフ、Cピラーへ流れるクーペ風のスポーティなボディライン、そしてウェッジシェイプのサイドビューがジマンだ。



 
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インテリアにはウッドパネルを多用、ステアリングホイールとシフトノブは本革巻きとし、高級感を演出。シート生地は、E240がファブリック、E320はファブリックとレザーのコンビ、E500は本革だ。スライドや背もたれの角度、さらにヘッドレストの高さも電動で調節できる。後席は2:1の分割可倒式だ。
ナビゲーション機能や、携帯電話を利用し情報を取得する「テレマティクス機能」、オーディオを統合した「マルチファンクションコントローラー」を全車に標準装備。前後4席の温度を独立調節できる「クライメートコントロール」などの快適装備を盛り込む。



 
【Movie】メルセデスベンツの新型「Eクラス」デビュー

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4820×1820×1435mm(E320)、ホイールベースは2855mm。全長は先代と変わらないが、全幅とホイールベースが20mm拡大された。
高張力鋼板の使用比率を倍増、さらにボンネットやフェンダーなどにアルミニウムを採用し、車両重量の増加を最小限(E320アバンギャルドで90kg増)に抑えながら、ねじれ剛性を先代比で約18%向上したという。メルセデスベンツの理念「シャシーはエンジンよりも速く」ここにありき、といったところか。

2.6リッターV6 SOHCエンジンは、先代に較べて最高出力が7ps向上し177ps/5700rpm、最大トルクは24.5kgm/4500rpmと変わらない。1500rpmで最大トルクの75%を発生するという。3.2リッターV6 SOHCは、パワー、トルクとも先代同様。224ps/5600rpm、32.1kgm/3000〜4800rpmを発生する。
最上級のV8ユニットは、先代の4.3リッターから、5リッターSOHCにグレードアップ。306ps/5600rpm、46.9kgm/2700〜4250rpmという「スポーツカー並」(広報資料)のアウトプットを誇る。


トップグレード「E500アバンギャルド」に搭載される、5リッターV8SOHC
 
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■数々の新技術

技術的なハイライトは多いが、一番のニュースは、全車に標準装備される「SBC」(センソトロニックブレーキコントロール)だ。SBCは、ブレーキペダルと、実際のブレーキ作動を行う電子制御ユニットを電気回路で結んだ、いわゆるブレーキバイワイヤー。ドライバーのペダル操作から、きわめて短時間にブレーキ圧を発生させることができ、四輪の制動力を独立して制御できるという。コーナリング時に横滑りなどを防止する「ESP」(エレクトリックスタビリティプログラム)とあわせ、高度なアクティブセーフティの実現を謳う。


エンジンフード内部のSBCユニット
 
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サスペンションは、フロントが新開発の4リンク式、リアは伝統のマルチリンク式となる。コンピュータ制御のエアサスペンション「AIRマティック DC(デュアルコントロール)サスペンション」を新採用した。これは積載量、路面状況、運転スタイルなどに応じて、ダンパーの減衰力、スプリングの硬さを最適な状態に制御、調節するもので、センターコンソールのスイッチで、乗り心地重視からスポーティなセッティングまで、3段階のモードを選ぶことができる。E500に標準、E320にオプション設定される。

(webCGオオサワ)



 
【Movie】メルセデスベンツの新型「Eクラス」デビュー

メルセデスベンツの新型「Eクラス」発表会会場の模様を、ムービーにてお伝えします。

ダイムラークライスラー日本社長、ハンス・テンペル氏が語る。(日本語アテレコ)

【Eクラスとは……】

【会場で流された新型EクラスのCM映像】

(撮影/編集=カネヨシ)

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