アルファロメオ「156GTA」登場!

2002.06.29 自動車ニュース

アルファロメオ「156GTA」登場!

フィアットオートジャパンは、アルファロメオ「156」に、3.2リッターV6を搭載したスポーツモデル「GTA」を追加設定、2002年7月20日から販売を開始する。

■「GTA」、ここに復活

GTAといえば、1965年にアウトデルタが手がけた「スプリントGTA」が有名。欧州のツーリングカーレースで活躍した栄光の名前が、今回、アルファロメオ「156GTA」として復活した。GTAの「GT」はグランドツーリング、これに軽量化を意味する“Alleggerita”をつけてGTAとなった。

従来までの156のトップグレード「2.5 V6 24V」に比して排気量700ccアップの3.2リッターV6を搭載。サスペンションのセッティング、ジオメトリーにスポーティな味付けが施された。左ハンドル、6段MTのみで、価格は544.0万円。総生産台数2000台のうち、日本へは250台が割り当てられるという。

エクステリアは、ベーシックな156とほぼ同じ。フロントのワイドフェンダーやディフューザー一体型リアバンパー、専用デザインの5連リングアロイホイール、225/45ZR17のタイヤなどが識別点となる。
ボディサイズは、全長×全幅×全高=4430×1765×1400mmと、ベースより10mm幅広く、15mm低くなった。ホイールベースは2595mmと変わらない。「GTA」の名をとりながら、ウェイトは1420kg。156シリーズ中最も重い、マニュアルモード付き4段ATを備える「2.5 V6 24V Q-SYSTEM」の1390kgと較べて、30kg重くなった。

インテリアには、メタルグレイのスポークタイプ専用ステアリングホイールや、アルミ削りだしのペダル類、レザートリムの専用スポーツ仕様フロントシートを採用。インパネ中央のデジタル表示式「マルチファンクションディスプレイ」は、トリップコンピューターや警告灯、メンテナンスインジケーターなど、様々な情報を表示する。快適装備は、フルオートエアコンや10連奏CDチェンジャーなどを標準で備える。

■GTA専用サスペンション

エンジンは、「166」に積まれる3リッターV6のストロークを延長し、排気量を3.2リッターに拡大したV6 DOHC24バルブを搭載。250ps/6200rpmの最高出力と、30.6kgm/4800rpmの最大トルクを発生する。2.5リッターV6と較べると、60psと8.0kgmの出力向上だ。6段MTを介して、前輪を駆動する。

サスペンションは、フロントがダブルウィッシュボーン式、リアはストラット式。形式はノーマルと同じだが、ジオメトリーが変更された。トレッドは前後10mm拡大され、フロントが1520mm、リアは1510mmとなった。新型ブッシュの採用に加え、ショックアブソーバーやスタビライザーのセッティングも変更。さらにボディの低重心化によって、スタビリティとハンドリングの両立を謳う。
エンジンのパワーアップに伴い、ブレーキも大型化。ブレンボ製対向4ピストンキャリパーと、前が305mmのベンチレーテッドディスク、後は276mmのソリッドディスクに強化された。ABSやEBD、アンチスリップレギュレーションシステム「ASR」などの電子デバイスを装備する。

次世代V6は、GM(ゼネラルモーターズ)との共同開発がささやかれるアルファV6。156GTAは、1970年代末期のアルファ「6(セイ)」以来の6気筒を積む、最後のモデルとなるかもしれない。

(webCGオオサワ)

 
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