“不思議な自動車”を展示、「Trait d'union 21」開催中

2002.07.11 自動車ニュース

“不思議な自動車”を展示、「Trait d'union 21」開催中

2002年7月13日(土)まで、東京・青山の表参道画廊で、自動車雑誌『Car Graphic』が協賛する、“不思議な自動車”などを展示したイベント、「Trait d'union 21」が開催されている。




■これって、もしかしてアウトビアンキ?

表参道から一本奥に入った静かな住宅地にあるギャラリーのドアを開けると、なかから「シュー」という音が聞こえてくる。展示室に入るとその音がコンプレッサーのタンクから出る空気の音だということが分かる。そしてその先に繋がった奇妙な物体は、クルマのような風船のような奇妙なもの。よく見るとそれは、1986年型「アウトビアンキA112」だとわかる。





これは、会場となる表参道画廊が「企業とアーティストを結ぶ」というテーマのもと、アーティストの大橋博氏に『Car Graphic』(CG)が協賛するという形で実現した展示会である。実際には、CG編集部の片隅にあった自動車部品を、大橋氏が選んで、それを氏がレントゲン撮影して作品を作ることで話は始まったのだが、何度か編集部で話をするうちに「いっそ本物のクルマをもとに作品を作れないだろうか」ということになった。
CGスタッフ所有のアウトビアンキをラテックスという合成ゴムで型どりし、それを膨らませようということになった。それが前述の“不思議な自動車”なのである。





大橋氏はもともと彫刻家だったが、最近はFRPなどの複合素材を使った作品を発表。触って鑑賞する作品や観客が参加するインスタレーション作品も手がけている。今回の展示会も、気楽に触れることができるよう演出されているから、その”不思議さ”を実際に感じてみてはいかがだろうか。
場所は、表参道から伊東病院の信号をロイヤルホスト方面へ進み、まい泉の角を左に曲がって二つ目の(あじさいの咲く)角を右に曲がったところである。

■「表参道画廊」
東京都渋谷区神宮前4-17-3 アーク・アトリウムB-02
電話03-5775-2469
10:00am-6:00pm

■大橋博
1967年群馬県高崎生まれ。
1991東京造形大学卒業
1999東京芸術大学大学院修了
●主なグループ展
触れる彫刻展/小田原城址公園('99)、小田原市曽我梅園(00)
ギャラリーイセヨシセレクション展/G.イセヨシ(00)
PARKING ALONG 調3.4.17/プラザギャラリー/調布市(01)
Mi-Art/ミラノアートフェア/ミラノ(02)
THE SCULPTURE SHOW/東京造形大学横山記念マンズ−美術館(02)
●主な個展
ギャラリーイセヨシ(00,01)/東京
アートスペース游(02)/相模原


(CG編集部 町田)

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