トヨタ「ランドクルーザー100シリーズ」マイナーチェンジ

2002.08.07 自動車ニュース

トヨタ「ランドクルーザー100シリーズ」マイナーチェンジ

トヨタ自動車は、「The King of 4WD」ことクロスカントリー4WD「ランドクルーザー100シリーズ」のワゴンとバンをマイナーチェンジし、2002年8月5日に発売した。眼目は、5段ATやギア比可変ステアリングシステムの採用、内外装の変更など。

従来までの4段ATに替わる5段AT「5Super ECT」は、ドライバーの意思や道路状況に応じたシフトを選択するのがジマン。ロックアップ機構を4速まで拡大し、燃費の向上も図った。
新採用となるギア比可変ステアリングシステム「VGRS(Variable Gear Ratio Steering)」は、走行速度に合わせて、ハンドル操作量とタイヤの切れ角を変化させる機構のこと。駐車場などではタイヤの切れ角を大きく、高速走行時は小さくすることで、状況に応じた操舵応答性を実現したという。一部グレードに標準、またはオプション設定される。

さらに、夜間の視界をサポートする「ナイトビュー」が、「シグナス」にオプション設定されたこともニュースだ。これは夜間走行時、ヘッドランプの光が届かない前方の歩行者などへ近赤外線を投光し、カメラで撮影した映像を、フロントウィンドウ下端のヘッドアップディスプレイに投影する仕組み。暗闇の中で障害物などの認識を助けるシステムである。

オーディオ装備も充実。「VX」グレード以外には、MD+インダッシュ6連奏CDチェンジャーを備える「ランドクルーザー・スーパーライブサウンド・システム」を標準装備。最上級の「シグナス」には、高級オーディオで有名な「マークレビンソン」社が開発した、6連奏DVDオートチェンジャーがオプション設定される。DVDのほかに、音楽CDやビデオCDも再生できる。

エクステリアは、ダークシルバー塗装を施した3本バーのフロントグリルを装着。バンパーを新意匠とし、幅広でタフなイメージを強調したという。「シグナス」にはメッキ処理を施した2本バーのグリルを与え、上級モデルとしての差別化を図った。また新デザインのアルミホイールの採用、リアコンビネーションランプなどの変更が行われた。
インテリアでは、インストルメントパネルとセンタークラスターを、縦に3分割(シグナスは上下2分割)した新しいデザインを採用。金属パネルやウッドパネルで飾った。

機関面では、4.7リッターV8ガソリン「2UZ-FE」エンジン搭載車の触媒を改良するなどし、「平成12年排出ガス規制」をクリアした。最高出力235ps/4800rpm、最大トルク43.0kgm/3600rpmと変わらない。
一方の4.2リッター直6の直噴ディーゼルターボ・インタークーラー付き「1HD-FTE」は、可変ノズル式ターボチャージャー、スワールコントロールバルブなどを新採用したことで、「平成15年排出ガス規制」をパス。加えて低速域でのトルクを高め、燃費を向上させたという。従来比10psダウンの196ps/3200rpm、トルクは不変で44.0kgm/1200-3200rpmとなる。

価格は以下の通り。

ワゴン(4.7リッターガソリンエンジン+5AT)
「VX」380.0万円
「VXリミテッド」420.0万円
「VXリミテッド“Gセレクション”」467.0万円
「シグナス」550.0万円
バン(4.2リッター直噴EFIディーゼルターボ・インタークーラー付き)
「VXリミテッド」420.0万円
「VXリミテッド“Gセレクション”」467.0万円

(webCGオオサワ)

トヨタ自動車「ランドクルーザー」:
http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/LandCruiser/

 

ランドクルーザー100ワゴンVXリミテッド“Gセレクション”
 

ワゴンVXリミテッド“Gセレクション”のインテリア。
 

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