ザガートデザインのアストンマーチン「DB7ザガート」

2002.08.21 自動車ニュース
 

ザガートデザインのアストンマーチン「DB7ザガート」

イギリスのアストンマーチン・ラゴンダ・リミテッドは、同社のクーペモデル「DB7」をベースに、イタリアのコーチビルダー、ザガートがデザインしたボディを架装する限定モデル「DB7ザガート」のプロトタイプを一般公開した。

アストンマーチン「DB4GTザガート」

 

「DB7ザガート」は「DB7ボランテ」のフレームに、イタリアのカロッツェリア「ザガート」がデザインしたボディを纏う2シータークーペだ。
ザガートが手がけたアストンマーチンのモデルは、“最も美しいアストン”といわれる1961年の「DB4GT ザガート」(生産台数19台)、1987年の「V8ザガート」(クーペ、オープンあわせて生産台数89台)に次ぐ3車種目となる。



 

ボディサイズは、全長×全幅×全高=4481×1861×1244mm、ホイールベースは2531mm。ベース車より211mm短く、幅は31mm広い。デザインは、ザガートが初めてプロデュースしたアストンマーチン「DB4GTザガート」がモチーフ。大きなフロントグリルや、盛り上がったリアホイールアーチにその影響が見てとれる。ルーフが2カ所で盛り上がる「ダブルバブルルーフ」にザガートの伝統を、ロングノーズ、ショートテイルなどにアストンマーチンの伝統が反映されたという。



 

インテリアは、「ダークチョコレート・アニリンレザー」を用いた手縫いの内装。2+2から2シータークーペに改められたので、リアシートの替わりにラゲッジシェルフが備わる。



 

エンジンは、ベース車と同じ6リッターV12 DOHC48バルブ(420ps/6000rpm/54.5kgm/5000rpm)を搭載。ボディはアルミ製で、かつオリジナルよりもコンパクトなため、車重は60kg軽い1740kg。同じ出力でも動力性能はオリジナルを上回るといえる。トランスミッションもベース車と同じ6段MTだが、シフトのショートストローク化が図られたほか、最終減速比を3.06から4.09に改め、よりスポーティな仕様とした。

アストンマーチンのドクター・ウルリッヒ・ベズCEOは、プロトタイプを見た顧客の反応によって、生産の可否や生産台数を決めたいとしている。生産にゴーサインが出れば、2003年の第一四半期に開始予定という。価格などは明らかにされていない。

(webCGオオサワ)

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