新型「メルセデス・ベンツMクラス」販売開始

2012.06.28 自動車ニュース
新型「メルセデス・ベンツMクラス」(写真の一部は欧州仕様車)
新型「メルセデス・ベンツMクラス」販売開始

新型「メルセデス・ベンツMクラス」販売開始

メルセデス・ベンツ日本は、SUV「Mクラス」シリーズの新型を日本に導入し、2012年6月28日に発売した。

■さらに強く、上質に

メルセデス・ベンツのSUV「Mクラス」がフルモデルチェンジ。第3世代となる新型が日本で発売された。
ニューモデルの顔ぶれは、基本的にこれまでと同様、3.5リッターV6ガソリンエンジンを搭載する「ML350 4MATIC ブルーエフィシェンシー」、3リッターV6ディーゼルターボの「ML350ブルーテック 4MATIC」、そして自然吸気の6.2リッターV8ガソリンに換えて新たに5.5リッターV8ガソリンターボを積む、ハイパフォーマンスモデル「ML63 AMG」の3モデルとなる。

そのエクステリアは、大型のフロントグリルや後方へと流れるCピラーといった、従来のMクラスが持っていた特徴を継承。一方で、LEDのポジショニングライトやクロムのアンダーガードなどでアグレッシブなテイストも強調される。
インテリアは、塊感のあるダッシュボードを中心とした水平基調のデザインが採用され、本革製シートのほか、トリムやスイッチ類についても厳選された素材で仕立てられる。ダッシュボードからドアパネルにかけては、LEDの間接照明も添えられる。
リアシートは9段階のリクライニング機能付き。荷室は最大2010リッターの容量が確保されている。

快適装備については、カーナビやBluetoothオーディオ、ハンズフリーフォンなどを含むテレマティックシステム「COMANDシステム」を搭載。
SUVらしく、ボタンひとつでABSやギアシフトのパターン、アクセルレスポンスを“オフロード用”に変更できる「オフロードモード」が用意され、ドライバーの注意力の低下を検知して注意を促すシステム「アテンションアシスト」や、夜間の照射範囲を自動調整できる「アダプティブハイビームアシスト」など、安全装備の充実も図られている。

「ML350ブルーテック4MATIC」の3リッターV6ディーゼルエンジン。
「ML350ブルーテック4MATIC」の3リッターV6ディーゼルエンジン。
「メルセデス・ベンツMクラス」の“最強モデル”となる「ML63 AMG」。
「メルセデス・ベンツMクラス」の“最強モデル”となる「ML63 AMG」。

新型「メルセデス・ベンツMクラス」販売開始の画像

■525psのAMG仕様もラインナップ

新型Mクラスに搭載されるエンジンは、前述のとおり、3.5リッターV6ガソリンエンジンと3リッターV6ディーゼルターボ、5.5リッターV8ガソリンターボの3種類。

306ps/6500rpm、37.7kgm/3500-5250rpmの3.5リッターV6ガソリンエンジンは、先代モデルに比べて、アウトプットが34psと2.0kgm増大。唯一のディーゼルとなる3リッターV6ディーゼルターボは、低圧縮比化やフリクションロスの低減が図られ、従来のエンジンより47psと8.1kgm増しの258ps/3600rpmと63.2kgm/1600-2400rpmを発生する。
いずれも、アイドリングストップ機能を搭載。トランスミッションは、高効率な7段AT「7Gトロニックプラス」が組み合わされ、これまでより最大40%以上の燃費向上を実現したとうたわれる。

これら二つのパワーユニットに加えて、“最強エンジン”たる5.5リッターV8ガソリンターボ(525ps/5250-5750rpm、71.4kgm/1750-5000rpm)もラインナップする。
これはハイパフォーマンスモデル「ML63 AMG」に搭載されるもので、トランスミッションも他2モデルとは異なる「AMGスピードシフトプラス」が組み合わされる。

専用デザインのエアスポイラーやフロントワイドフェンダー、21インチホイールなどで外観の差別化が図られる「ML63 AMG」は、専用デザインのスポーツシートやスポーツステアリングホイールといったインテリアパーツはもちろん、専用の電子制御エアサスペンション「AMGライド・コントロール・スポーツサスペンション」やコーナリング時のロールを抑える「アクティブ・カーブ・システム」、専用の強化ブレーキシステムなどがおごられる、“別格のMクラス”となっている。

各モデルの価格は以下のとおり。

・「ML350 4MATIC ブルーエフィシェンシー」:750万円
・「ML350ブルーテック 4MATIC」:790万円
・「ML63 AMG」:1490万円

ハンドル位置は、全車右のみ。このうち「ML350 4MATIC ブルーエフィシェンシー」は2012年6月28日の発売と同時にデリバリーされるが、ディーゼルの「ML350ブルーテック4MATIC」とハイパフォーマンスモデル「ML63 AMG」は、約3カ月後の9月下旬に納車が開始される。

(webCG 関)

関連キーワード:
Mクラスメルセデス・ベンツ自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • メルセデス・ベンツG550 4×4²(4WD/7AT)【試乗記】 2016.5.9 試乗記 製品テーマは「究極のオフロード性能と、デイリーユースもこなす実用性、快適性の両立」。メルセデス渾身(こんしん)の“遊び心”が生んだ、究極の「Gクラス」こと「G550 4×4²」に試乗。お値段3510万円というオフロード・スーパーカーの、実力の一端に触れた。
  • メルセデス・ベンツG350ブルーテック(4WD/7AT)【試乗記】 2013.11.11 試乗記 ディーゼルエンジンを搭載した「メルセデス・ベンツG350ブルーテック」に試乗。23年ぶりに復活した「軽油で走るゲレンデヴァーゲン」の走りに触れた。
  • ホンダCRF250ラリー(MR/6MT)【レビュー】 2017.11.11 試乗記 キーワードは「ザ・ダカールレプリカ」。ホンダがダカールラリーに投入するワークスマシンのイメージを受け継いだアドベンチャーモデル「CRF250ラリー」に試乗。乗るものを選ぶような足つき性の“悪さ”に、ホンダの心意気を感じた。
  • BMW X3 xDrive 30d(4WD/8AT)/X3 M40i(4W... 2017.11.9 試乗記
  • トヨタ・ランドクルーザープラドTZ-G(4WD/6AT)【レビュー】 2017.11.6 試乗記