進化する「王道」
メルセデス・ベンツSL550ブルーエフィシェンシー/SL350ブルーエフィシェンシー【短評】
メルセデス・ベンツSL550ブルーエフィシェンシー(FR/7AT)/SL350ブルーエフィシェンシー(FR/7AT)
……1590万円/1310万円
メルセデス・ベンツのイメージリーダー「SLクラス」。王道を行くロードスターは、フルモデルチェンジでどんな「風」に乗ったのか。「SL550」と「SL350」を箱根で試す。
|
|
|
6代目はフルアルミボディー
「かなりのコワモテになった?」
「SLKに似てきちゃったかなァ」
「アルミボディーと言われても新鮮味ないな……」
今にも泣き出しそうな曇り空。「メルセデス・ベンツSLクラス」のプレス試乗会へ向かうクルマの中では、なかなか厳しい言葉が飛び交っていた。参加者一同、気分が高揚して、ちょっと興奮しているのだ。ニューモデルに対する期待が大きいほど、あたかも照れ隠しのように悪態をついてしまうのは、クルマ好きの悲しい性(さが)と申しましょうか。
メルセデス・ベンツの2座オープン「SLクラス」が、11年ぶりにフルモデルチェンジを果たした。シルバーアローを体現したガルウイングの「300SL」から数えて6世代目にあたる。環境と燃費に配慮して、ボディーシェルはメルセデス・ベンツ量産モデルとして初めてフルアルミとなり、パワートレインにはセダンで実績を積んだ新世代エンジンが与えられ、さらにアイドリングストップ機構も搭載される。
ラインナップは、大きく分けて3.5リッターV6自然吸気(306ps)を積む「SL350ブルーエフィシェンシー」と、4.7リッターV8ツインターボ(435ps)の「SL550ブルーエフィシェンシー」の2種類。少し遅れて、5.5リッターV8ツインターボ(537ps)をフロントに押し込んだ「SL63 AMG」が導入される。JC08モードのカタログ燃費は、順に12.8km/リッター、9.6km/リッター、10.1km/リッター。価格は、1190万円、1560万円、1980万円となる。ちなみに、「ポルシェ911カレラカブリオレ」が1359万円、同「カレラSカブリオレ」が1639万円だから、大人の2シーターとして(911は2+2だが)、ちょっぴりお安い値付けである。
それでは早速、新型SLのディテールを見ていこう。
- PAGE 1 > 6代目はフルアルミボディー
- PAGE 2 > SLの「流儀」は守られた
- PAGE 3 > 「ギミック」の採用に意欲的
- PAGE 4 > 軽さの「SL350」、パワーの「SL550」
インプレッション
- ホンダ・アコード ハイブリッド 開発者インタビュー
- ホンダ・アコード ハイブリッド EX プロトタイプ(FF)【短評】
- BMW 320iグランツーリスモ モダン(FR/8AT)【短評】
- ポルシェ・ケイマンS(MR/7AT)/ケイマン(MR/6MT)【短評】
- キャデラックXTS プラチナム(FF/6AT)【短評】
- MINIクーパーS ペースマン ALL4(4WD/6AT)【短評】
- メルセデス・ベンツE250アバンギャルド(FR/7AT)/E400ハイブリッド アバンギャルド(FR/7AT)【短評】
- メルセデス・ベンツA250 シュポルト(FF/7AT)【短評】
- アウディR8クーペ 5.2FSIクワトロ(4WD/7AT)【短評】
- ベントレー・フライングスパー(4WD/8AT)【海外試乗記】
- ルノー・メガーヌ エステートGT220(FF/6MT)【短評】


