【スペック】全長×全幅×全高=4447×1805×1828mm/ホイールベース=2555mm/車重=1567kg/駆動方式=4WD/2.5リッターV6DOHC24バルブ(177ps/6250rpm、24.5kgm/4000rpm)

ランドローバー・フリーランダーU6(5AT) 【試乗記】

『オフからハイまで』 2000.10.19 試乗記 ランドローバー・フリーランダーV6(5AT)デビュー3年目にして、2.5リッターV6と5段ATが搭載されたランドローバーの「カジュアルオフローダー」(風)、フリーランダー。日本導入に先立ち、モータージャーリスト河村康彦が、フランスはボジョレーで乗ってきた。


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【フリーランダー】
1997年のフランクフルトショーでデビュー。3ドアのソフトバック、ハードバック、5ドアステーションワゴンがラインナップされる。エンジンは、1.8リッター直4、2リッターターボディーゼル、そして今回2.5リッターV6が加わった。

【フリーランダー】1997年のフランクフルトショーでデビュー。3ドアのソフトバック、ハードバック、5ドアステーションワゴンがラインナップされる。エンジンは、1.8リッター直4、2リッターターボディーゼル、そして今回2.5リッターV6が加わった。

クロスオーバーのフリーランダー

ヨーロッパでは1997年にリリースされながら、ATの設定がなかったこともあって、日本への導入が見送られたランドローバー・フリーランダー。が、このほどのビッグマイナーチェンジを機に、ローバー75譲りの2.5リッターV6エンジンを搭載、あわせてオートマチックトランスミッションが組み合わされ、ようやく日本に上陸することが決まった。

トヨタRAV4、ホンダCR-Vなどと同様、いわゆる「カジュアルオフローダー」風ルックスのこのクルマ、ボディはビルトインフレーム、サスペンションは4輪ストラットと、そのハードウェアも明らかに乗用車とオフローダーとのクロスオーバーを意識している。
けれども、オフローダーの老舗であるランドローバーらしく、「他社のクルマのように2WDモデルを設定することは考えていない」という。



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「HDC」とは、急坂を下る際に自動でABSをかけてくれる装置。「ETC」は、空転する車輪にブレーキをかけ、トラクションを別のタイヤに移すデバイス。2001年モデルからは、制動力の前後振り分けを電子的にコントロールする「EBD」が加わった。なお、フリーランダーのサスペンションは、4輪ストラット/コイル、ブレーキは、前がベンチレーテッドディスク、後がドラム式。

「HDC」とは、急坂を下る際に自動でABSをかけてくれる装置。「ETC」は、空転する車輪にブレーキをかけ、トラクションを別のタイヤに移すデバイス。2001年モデルからは、制動力の前後振り分けを電子的にコントロールする「EBD」が加わった。なお、フリーランダーのサスペンションは、4輪ストラット/コイル、ブレーキは、前がベンチレーテッドディスク、後がドラム式。

日本の道にも合いそう

ABSシステムを利用して急な低ミュー下り坂を安全かつ簡単に下るための「HDC」や、4輪独立のLSD効果を狙う「ETC」など、最新モデルらしいハイテク機能をオフロード踏破性向上のために用いるところは、さすがはランドローバー。やはりRAV4などとは考え方が違う。

フランスはリヨン郊外のボジョレー地方(ご存知「ボジョレーヌーボー」の産地!)のぶどう畑の山中を駆け上り、駆け下ったテストドライブでは、前述デバイスの有り難味を痛感。
一方で、もちろんオンロードでの快適性も高得点。このモデル、これからアメリカでの発売も予定。それだけに、ハイウェイクルージングでの余裕が大きいのだ。

ローバー75に続き採用されたJATOCO社製ATは、シフトプログラムに違和感がない、なかなかのできばえ。シーケンシャルモードでのレスポンスはちょっと鈍いが、それでも5段タイプのメリットで、シフト時のスムーズさは秀逸。

ランドローバー・フリーランダー。サイズといい走りといい、日本の道とのマッチングがなかなか良さそうな一台だ。

(文=河村康彦)

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