【スペック】全長×全幅×全高=4730×1825×1445mm/ホイールベース=2810mm/車重=1730kg/駆動方式=4WD/2リッター直4DOHC16バルブターボ(211ps/4300-6000rpm、35.7kgm/1500-4200rpm)/価格=541万円(テスト車=653万円)

アウディA4アバント 2.0 TFSI クワトロ(4WD/7AT)【試乗記】

道もクルマも“アウディ化” 2012.06.27 試乗記 アウディA4アバント 2.0 TFSI クワトロ(4WD/7AT)
……653万円

デザインや機能に変更が加えられた、アウディの基幹モデル「A4」。そのワゴンバージョン「アバント」の走りをリポートする。

思いがけずもフレンドリー

直線と平面で構成された四角四面のワゴンなんて、今や希少種になってしまった。大量の荷物を積むことよりも、流麗なスタイリングと高級感が優先されるようになって久しい。
アウディが「アバント」の名で送り出してきた数々のワゴンが、その傾向を助長してきたことは間違いないだろう。他のブランドにも“アウディ化”は徐々に浸透し、ワゴンのおしゃれ度はどんどんアップしてきた。お堅いイメージだったボルボだって、新しい「V60」などはデザインが最大の売りだといってもいい。

それでもアウディはさらに先を行こうとするわけで、今年2月に販売が開始された「A6アバント」は、アドバンテージを広げたように見えた。ルーフラインの美しさは特筆すべきもので、高級感のあるドライブフィールと相まって魅力的なモデルに仕上がっている。2008年に登場した「A4」シリーズもこの4月にマイナーチェンジを受け、A6譲りのデザインを手に入れた。もちろん、それ以外にも多くの部分に手が入れられている。

顔つきもさることながら、乗ってみるとずいぶん印象が変わっていることに気付く。思いがけずも、フレンドリーなのだ。一番小さい「A1」からしてアウディは近寄りがたい威厳を感じさせるのだが、このA4アバントは当たりが柔らかい。従来は洗練と同居していた、ちょいワルなコワモテという側面が消えたかのようだ。

 
アウディA4アバント 2.0 TFSI クワトロ(4WD/7AT)【試乗記】の画像
インテリアの様子。写真のステアリングホイールやアルミのパネル類は、セットオプション「S-lineパッケージ」に含まれる特別な装備だ。
インテリアの様子。写真のステアリングホイールやアルミのパネル類は、セットオプション「S-lineパッケージ」に含まれる特別な装備だ。
マイナーチェンジでヘッドランプやグリルのデザインが変更された「アウディA4」。新しいモデルは、国内では2012年4月に発売された。
マイナーチェンジでヘッドランプやグリルのデザインが変更された「アウディA4」。新しいモデルは、国内では2012年4月に発売された。

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