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ミツビシ
「ドイツの厳格なクルマ作り」(「eKワゴン」CMより)と、ダイムラークライスラーグループの一員であることを殊に主張する三菱自動車は、「現在」「近未来」「未来」という3つの時間軸にステージを分けて、4台のコンセプトカーと、2台のラリーカー(ランサーエボリューションWRカー、パジェロ・パリダカールラリー優勝車)を展示する。

【スペック】全長×全幅×全高=3830×1695×1475mm/ホイールベース=2500mm/1.3リッター直4 DOHC16バルブエンジン/トランスミッション=CVT

 

  CZ2(シーゼットツー)

三菱のコンセプトカーは、ダイムラークライスラーからデザイン本部長に赴任したオリビエ・ブーレイの指揮の下に作られた。そのうちの1台が「アーバンスタイリッシュコンパクト」というコンセプトの「CZ2」だ。3830×1695×1475mmというサイズは、フランクフルトショーで同じグループの「スマート」が発表したコンセプトカー「トリディオン4」にも近い。
5ドアのボディは、ワンモーションのフォルムと2500mmのロングホイールベースでエモーショナルなテイストを発散している。インテリアはインパネやシートにウェーブシェイプを採用して、斬新さと楽しさを表現。一方、リアだけでなくフロントもベンチタイプのシートは着座位置をアップライトとして、広々とした空間をものにしている。ガラス張りのルーフは4分割の調光式。エンジンは可変バルブタイミング機構付きの1.3リッター直列4気筒DOHC16バルブで、トランスミッションはステアシフトのCVTだ。

 

【スペック】全長×全幅×全高=3850×1750×1420mm/ホイールベース=2500mm/1.5リッター直4GDIインタークーラーターボ/

 

  CZ3 TARMAC(シーゼットスリー・ターマック)

「ターマック」というネーミングが付いているように、ワインディングロードでの走りを重視したホットハッチ。ボディサイズ3850×1750×1420mm、ホイールベース2500mmの2ボックス5ドアは、エモーショナルなデザイン。インテリアもスポーティかつハイテクなイメージで統一される。エンジンは1.5リッターGDIにターボチャージャーとインタークーラーを装着し、CVTと組み合わせる。駆動方式はフルタイム4WDで、「ランサーエボリューション」と同じ電子制御デバイスも投入される。

 

【スペック】全長×全幅×全高=4900×1850×1530mm/ホイールベース=2950mm

 

  Space Liner(スペースライナー)

4900×1850×1530mmという余裕のあるボディサイズと、2950mmのロングホイールベースを持つ、モノフォルムのラグジュアリーカー。ポイントはインテリアで、シートを内側に寄せて配置することでゆったり感を表現。半透明のサンシェードや間接照明などにより、柔らかな光を生かした日本的な空間に仕上げている。
ドアは観音開きとし、フロントシートは回転可能とするなど、アクセスにも気を配る。ダッシュボードは走行しないときはステアリングやメーターを収納できるようにしたのが特徴。燃料電池を動力源とした4WDのパワートレインを予定する。

 

【スペック】全長×全幅×全高=4160×1850×1630mm/ホイールベース=2620mm/直4GDI-ISA

 

  S.U.P(エスユーピー)

スポーツ・ユーティリティ・パックの頭文字をとったクロスオーバービークル。車体を一周するチューブラインが目を引くボディは、スケルトンのバッグを組み込んだ観音開きドアや大型ラメラルーフが特徴。サイズは4160×1850×1630mmと長さのわりに幅が広い。キャビンは撥水素材を使ったシートやシャワー&貯水タンクを装備する。
パワーユニットはGDIエンジンにモーターを組み合わせ、電子制御4WDやアイドリングストップ機構を備えるハイブリッドシステムとしている。