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ダイハツ
トヨタグループの一員であるダイハツは、トヨタからの技術供与を受けつつ、得意のコンパクトカーを中心に展開する。テーマは、「夢のある新しいモビリティライフ」。


【スペック】全長×全幅×全高=3395×1475×1475mm/ホイールベース=2380mm/駆動方式=FF/0.66リッター直3 SOHC12バルブ(直噴)+永久磁石式同期電動機/トランスミッション=4段AT

UFE(ユーエフイー)

超低燃費を追求した4人乗りの次世代軽自動車。パワーユニットは、直噴タイプのガソリンエンジンに2個のモーターを組み合わせたハイブリッド式。樹脂コンポジット製のボディに加え、ブレーキ系、シート骨格などにアルミ材を採用し、車重630kgの超軽量化を実現した。エアロダイナミクスを追求したシルエット、最新のパーツテクノロジーを組み合わせた「ダイナミックフォルム」は、優れた空力特性を誇る。空気抵抗係数は、Cd値0.25だ。安全面では、衝突軽減ブレーキ制御、全車速域追従走行制御、カーブ進入速度制御、斜線逸脱警報装置などからなる新安全システム「ASV」を装備する。

【スペック】全長×全幅×全高=3395×1475×1670mm/ホイールベース=2360mm/駆動方式=FF/トランスミッション=CVT

MOVE FCV-K-II(ムーヴFCV-K-II)

コンパクトな燃料電池システムを搭載した、軽自動車初の高圧水素方式の燃料電池車。燃料電池「トヨタFCスタック」をはじめ、エアコンプレッサー、高圧水素タンクなどのコンポーネントを、カートリッジ式フレームに一括搭載、リアシートの下部フロア付近からリアタイヤ部分に装着する仕組み。これにより、ホイールベース2360mmのコンパクトなボディサイズにもかかわらず、快適な室内空間を実現したという。燃料電池の最高出力は30kW、駆動モーターの最高32kWを発生。CVTを介することにより、走行時と制動時のエネルギー回生を高効率に行えるという。

ATRAI HYBRID-IV(アトレーハイブリッドフォー)

ワンボックスワゴンのアトレーに、3気筒660ccガソリンエンジンと薄型電気モーターを組み合わせたパワーユニットを搭載したハイブリッド軽乗用車。ハイブリッドシステムの使い分けは、駆動は基本的にガソリンエンジンで行い、加速時に電気モーターが制動時に回生で蓄えたエネルギーでアシストするという仕組みである。パワーは4段ATを介して後輪に伝えられるが、動力性能はベースとなったガソリン車以上で、10・15モード燃費は約30%向上、排出ガスは大幅にクリーン化されているという。なお、ハイブリッド用電池には、軽量コンパクトで高出力、長寿命といった特長をもつニッケル水素電池を採用、モーターは効率の高い交流同期電動機である。

COPEN(コペン)

1999年のショーにも出展された軽オープン2シーターのプロトタイプだが、今回は市販を前提に参考出品される。アウディ「TTロードスター」をスケールダウンしたようなボディは、贅沢にも電動格納式のアルミ製ハードトップを備えた全天候型。主要なメカニカルコンポーネンツは既存モデルからの流用で、直4DOHC660ccターボユニットをフロントに搭載し、5段MTを介して前輪を駆動する。とはいえ、ターボチャージャーを専用設計とするなど、各部にはファインチューニングが施されている。ちなみに車名「コペン」の綴りは、2年前は軽(K)のオープン(OPEN)を表す“KOPEN”だったが、今回は“COPEN”に改められた。

FF Ultra Space(エフエフウルトラスペース)

軽規格のなかで乗用車の持つ快適な乗降性や乗り心地と、ワンボックスならではの広い居住空間を両立させた新たなパッケージングを提案したワゴン。ミドシップやRRが常識の既存の軽ワンボックスに対し、駆動方式をFFとすることで低床フラットフロアを実現し、軽自動車中最大級のスペースを確保。さらにセンターピラーをなくし、ルーフ全面をガラス張りとすることで室内の開放感を向上させている。スペース効率を最優先しながら角張ることなく、やわらかな線となめらかな面で構成されたスタイリング、および明るいカラーリングも見逃せないポイントである。

MUSE(ニューズ)

従来にはなかった厚みのあるドアをはじめ、内外装の細かなパーツまで徹底して上質感にこだわったというプレミアム軽自動車。街乗り用としての扱いやすさと必要十分な広さを確保した全高1510mmのボディは、フロント6ライトウインドゥといういっぷう変わったデザイン。低床フラットフロアと直角まで開く前後ドアによって乗降性に優れ、Wオープン(上下開閉)式のテールゲートによって荷物の出し入れもしやすいなど、気配りが細部まで行き届いているという。室内には双方向通信システムやDVD対応のマッキントッシュオーディオまでが備わっている。

U4B(ユーフォービー)

コペンがアウディ「TTロードスター」なら、こちらはさしずめVW「ニュービートル」の縮小版といった雰囲気。しかし、内容的には既存の軽の着せ替えパイクカーではなく、電子制御カップリングとフロントLSDを組み合わせたフルタイム4WDを採用し、マッド&スノータイヤを履いたSUV的なモデルである。しかも乗用車としての快適性もあわせ持つというから、むしろ流行りのクロスオーバーのミニマム版というべきか。パワートレインは3気筒DOHC660ccターボ+4段AT。ラメラルーフと呼ばれる、ガラス製の5枚のプレートで構成された、ちょっと変わった開閉式のルーフが装備されている。