シトロエン、8月発売の「DS5」を公開

2012.06.20 自動車ニュース
シトロエンDS5シック
シトロエン、8月発売の「DS5」を公開

シトロエン、8月発売の「DS5」を公開

プジョー・シトロエン・ジャポンは2012年6月19日、シトロエン「DS」ラインのフラッグシップモデル「DS5」を都内で公開した。同年8月1日に発売する。

運転席まわりのデザインは航空機のコクピットがモチーフ。
運転席まわりのデザインは航空機のコクピットがモチーフ。
腕時計のベルトをイメージしたというオプションの「クラブレザーシート」。
腕時計のベルトをイメージしたというオプションの「クラブレザーシート」。

■“新しいプレミアムカー”を提案

既存のジャンルにとらわれない新しいプレミアムカー像を掲げる「DS5」。シトロエンいわく「フレンチラグジュアリーの具現化」をテーマに、個性的なエクステリアデザインと、高級感を演出したインテリアが与えられている。

「クーペのような滑らかなスタイル」と、「グランツーリスモとステーションワゴンを融合させた独特の個性を表現するフォルム」を両立させたとうたわれるボディーのサイズは、全長×全幅×全高=4535×1870×1510mmである。前面投影面積が0.69平方メートルに抑えられ、Cd値は0.29を達成するなど、空力性能にも優れた面を持つ。

外観だけでなく、内装のデザインも個性的だ。ルーフにスイッチを並べたり、下部が平らになった“フラットボトム”型のステアリングホイールを与えたりするなど、運転席まわりのデザインは航空機のコクピットがモチーフになっているという。その名も「コクピット・ルーフ」と名付けられた、3分割の大型サンルーフも標準で装着される。また、内装は高級感の演出もテーマになっており、腕時計のベルトをモチーフにしたという高級牛革製の「クラブレザーシート」をオプションで選択することができる。

「コクピット・ルーフ」と名付けられた3分割の大型サンルーフが標準装備に。
「コクピット・ルーフ」と名付けられた3分割の大型サンルーフが標準装備に。
クーペのスタイルとステーションワゴンを融合させたとうたわれる。
クーペのスタイルとステーションワゴンを融合させたとうたわれる。
プジョー・シトロエン・ジャポンの上野国久社長と「DS5」。
プジョー・シトロエン・ジャポンの上野国久社長と「DS5」。

■1グレード設定で400万円

エンジンおよびドライブトレインは、他のシトロエン車にも広く用いられているもの。1.6リッター直4ターボ(156ps)に、アイシンAW製トルクコンバーター付き6段ATが組み合わされている。メーカー公表の燃費は、11.3km/リッターだ(フランスの試験機関・UTACによるJC08モード測定値)。サスペンションは、前がマクファーソンストラット式、後ろがトーションビーム式とオーソドックスな形式となっており、シトロエン独自のハイドラクティブ機構は採用されない。

安全装備は、6エアバッグ(フロント、フロントサイドおよびカーテン)、前席シートベルトプリテンショナー/フォースリミッター(後席はフォースリミッターのみ)などが標準となるほか、日本仕様車の専用装備として「サイド&バックカメラ」が装着される。これは、左ドアミラーと車体後部に取り付けられた小型カメラによる映像が、ルームミラーに内蔵された3.2インチのモニターに映し出されるもの。死角となる空間の安全確保を目指している。

グレードは「DS5シック」の1種類で、車両本体価格は400万円。オプションとして、レザーシート「ミストラル」が25万円、「クラブレザーシート」が45万円で用意される。

■年販5000台を目指す

プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンブランドを以前からの「C」ラインと、高級路線の「DS」ラインというかたちで重層的に展開し、ここ数年間で販売台数を順調に伸ばしてきた。新型「C4」と「DS4」を導入した2011年は年間販売台数が3092台に達し、15年ぶりの3000台超えとなった。同社の上野国久社長は、「ブランドの独自性をより際立たせながら(商品ラインナップに)広がりを与えることで、従来のシトロエンファンの枠を超えた幅広い支持と注目を集めてきた」と、好調の理由を語った。

今回、DS5を投入することにより、同社はさらなる拡販を目指す。現在43店舗の販売店網を60店舗まで拡大し、「年間4000台から5000台を安定的に販売する態勢を整える」(上野社長)計画だ。

(webCG 竹下)


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