【スペック】全長×全幅×全高=4355×1900×1605mm/ホイールベース=2660mm/車重=1750kg/駆動方式=4WD/2リッター直4DOHC16バルブターボ(240ps/5500rpm、34.7kgm/1750rpm)/価格=598万円(テスト車=640万円)

ランドローバー・レンジローバー イヴォーク クーペ ダイナミック(4WD/6AT)【試乗記】

見ても乗っても新しい 2012.05.28 試乗記 ランドローバー・レンジローバー イヴォーク クーペ ダイナミック(4WD/6AT)
……640万円

レンジローバーブランドから生まれた、スタイリッシュな新型SUV「イヴォーク」。中でも個性的な3ドアモデルに乗って、その仕上がりを確かめた。

かつてないランドローバー

「これがランドローバーか!?」と驚くくらいスタイリッシュでオシャレな路線に踏み出したのが、「レンジローバー イヴォーク」である。欧州でのデビューイベントは、雑誌『VOGUE』とのコラボレーションだった。
中でも“クーペ”は、コンセプトカーから生まれた「イヴォーク」のオリジナルデザインともいうべき3ドアモデル。後ろ下がりのチョップトップ風ルーフがいっそう際立つ。

試乗車の“ダイナミック”はシリーズで唯一、20インチホイールを標準装備するトップモデルで、イヴォークの本命と言っていいだろう。クーペであれ、5ドアであれ、このデザインはやはり大径の20インチホイールでこそ完成すると思う。しかし、「SUVのクーペ」というかつてないコンセプトはさすがに敷居が高いらしく、日本では8割以上の人が5ドアを選んでいるという。

もうひとつ、イヴォークのエポックメイキングな点は、そのパワーユニットだ。
かつて資本関係にあったフォードの直噴2リッター4気筒「エコブースト」と基本を同じくするエンジンを搭載する。同等の出力のエンジンと比べて、CO2排出量を2割低減したという、パワーとエコ二刀流の新エンジンだ。本格的に環境性能を考えた初めてのランドローバーといえる。

「日産エクストレイル」より30cm近く短い全長4355mmのイヴォークは、「フリーランダー2」の車台をベースにしている。にもかかわらずレンジローバーを名乗るのは、フラッグシップの「シリーズ全体のCO2排出量」を下げる意味合いも大きいはずだ。

直線基調のインテリア。中央の液晶画面には、カーナビや車両情報のほか、計5台の車載カメラを使った死角の映像なども表示できる。シフトセレクターは、ジャガー車にも見られるダイヤル式。
直線基調のインテリア。中央の液晶画面には、カーナビや車両情報のほか、計5台の車載カメラを使った死角の映像なども表示できる。シフトセレクターは、ジャガー車にも見られるダイヤル式。
アルミホイールは、モデル全体で7種類のデザインが用意される。サイズのバリエーションは、17、18、19、20インチ(テスト車)の4種類。
アルミホイールは、モデル全体で7種類のデザインが用意される。サイズのバリエーションは、17、18、19、20インチ(テスト車)の4種類。
「イヴォーク」のエクステリアデザインは、2008年1月のデトロイトショーに出展されたコンセプトカー「LRX」のものを、ほぼそのまま踏襲する。今回のテスト車である3ドアモデルのほか、5ドアモデルもラインナップする。
「イヴォーク」のエクステリアデザインは、2008年1月のデトロイトショーに出展されたコンセプトカー「LRX」のものを、ほぼそのまま踏襲する。今回のテスト車である3ドアモデルのほか、5ドアモデルもラインナップする。

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