【スペック】全長×全幅×全高=5007×1894×1392mm/ホイールベース=2968mm/車重=1750kg/駆動方式=FR/3リッター直6DOHC24バルブターボ(320ps/5800-6000rpm、45.9kgm/1300-4500rpm)(欧州仕様車)

BMW 640iグランクーペ(FR/8AT)【海外試乗記】

オトナなGT 2012.05.27 試乗記 BMW 640iグランクーペ(FR/8AT)


「6シリーズ」の派生車種として、2012年夏ごろに日本導入予定の「グランクーペ」。6シリーズで初となる4ドアモデルの乗り味は? 第一印象をシチリアからお届けする。

満を持してのデビュー

「6シリーズ」に3番目のスタイル、しかも4ドアクーペが登場。そう聞いて、「BMWよ、オマエもか……」と思った方は多かったはず。かくいう筆者もそのひとり。そしてそう思った方なら、ついでにこうも思われたに違いない。「それって、ちょっと遅過ぎやしない?」

4ドア版の存在はカブリオレが先行デビューしたときから公言されていた。クーペの後に出すぞと聞いて、「ずいぶんとのんきに構えているものだ。あるならもっと早く出せばいいのに。ただでさえライバルより遅くなっているわけだし」などと思ったものだ。

けれども、これにはワケがあった。実は、6シリーズベースの4ドアモデルは先代型でも企画されていたが、折り悪く発表を断念した経緯があるという。だから、“ひと足遅れ”は承知のうえで、まずは新型6シリーズそのものの認知を広めておいてから、満を持して「グランクーペ」をアピールしよう、という作戦だった。

「メルセデス・ベンツCLSクラス」や「アウディA7スポーツバック」などが直接のライバルとなるわけだが、なにせこちらは本格2ドアグランツーリスモの“クーペ”がベースだ。スペシャルティー度では群を抜く。

 
BMW 640iグランクーペ(FR/8AT)【海外試乗記】の画像
インストゥルメントパネルの造形は基本的に「6シリーズ クーペ/カブリオレ」と共通だ。
インストゥルメントパネルの造形は基本的に「6シリーズ クーペ/カブリオレ」と共通だ。
「グランクーペ」は、「6シリーズ クーペ/カブリオレ」や「7シリーズ」と同じ、独ディンゴルフィン工場で生産される。
「グランクーペ」は、「6シリーズ クーペ/カブリオレ」や「7シリーズ」と同じ、独ディンゴルフィン工場で生産される。

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