【スペック】全長×全幅×全高=4745×1780×1505mm/ホイールベース=2750mm/車重=1560kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4 DOHC16バルブ(300ps/5600rpm、40.8kgm/2000-4800rpm)/価格=343万3500円(テスト車=407万4000円/本革シート+LEGACYマッキントッシュサウンドシステム&HDDナビ=64万500円)

スバル・レガシィB4 2.0GT DIT(4WD/CVT)【試乗記】

旅に誘うクルマ 2012.05.24 試乗記 スバル・レガシィB4 2.0GT DIT(4WD/CVT)
……407万4000円

スバルの基幹車種「レガシィ」シリーズがマイナーチェンジ。注目の新ターボエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデル「2.0GT DIT」の走りを試した。

新ボクサーストーリー始まる

今、スバルのエンジンラインナップは、かなりにぎやかなことになっている。一口に水平対向4気筒といっても、ロングストローク型のFBユニットがあり、「BRZ」に載って登場したばかりのスクエア型FAユニットがあり、さらにはおなじみオーバースクエア(ショートストローク)型のEJユニットも残っていて、次世代への過渡期ともいうべき状況だ。

その中でも、おそらくは“スバリスト”たちの注目を一身に集めているのが、2012年5月に「レガシィB4」および「レガシィ ツーリングワゴン」に新設された「2.0GT DIT」グレード、その心臓部たるFA20のターボユニットだろう。

BRZなどに搭載されるFA20自然吸気ユニットには、トヨタの技術であるD-4S(筒内直接噴射とポート噴射を併用)が用いられている。しかし、レガシィ・シリーズ用では、スバル独自の直噴システム(筒内直接噴射のみ)に改められており、これを新設計のツインスクロールターボで“ドーピング”して、300psと40.8kgmという「WRX STI」に迫るピークパワーをさく裂させるのである。

さあ、いよいよ本格的に新しい“ボクサー4ストーリー”が始まった、と胸を躍らせているファンも多いだろう。しかし、胸を躍らせれば踊らせるほど、あるコトがだんだん気になってくるはずである。あるコトとは、このスーパー・レガシィにはリニアトロニックと呼ばれるCVTしか設定されないことだ。


スバル・レガシィB4 2.0GT DIT(4WD/CVT)【試乗記】の画像
シルバー調からダークメタリック調に変更されたインパネ。SI-DRIVEやカラーMIDの操作スイッチがステアリングホイールに移設され、電動パーキングブレーキもシフトノブの後方に移された。
シルバー調からダークメタリック調に変更されたインパネ。SI-DRIVEやカラーMIDの操作スイッチがステアリングホイールに移設され、電動パーキングブレーキもシフトノブの後方に移された。
FA20型2リッターターボユニットは省燃費も売りのひとつ。JC08モードで12.4km/リッターがうたわれる。山間路走行を含む、都内から箱根までの往復で、車載の燃費計は8.1km/リッターを示した。 「DIT」専用のエンジンカバーを用意するところにもスバルのこだわりが見える。
FA20型2リッターターボユニットは省燃費も売りのひとつ。JC08モードで12.4km/リッターがうたわれる。山間路走行を含む、都内から箱根までの往復で、車載の燃費計は8.1km/リッターを示した。 「DIT」専用のエンジンカバーを用意するところにもスバルのこだわりが見える。

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